November 11, 2004
上田宗央さんが56歳からの起業ということでパーティへ
![]() | 午前10時、長野高専の47名がデジハリを見学にきた。ぼくも、なぜデジハリを設立したかということや、クリエーターの仕事について話させてもらった。とても真剣に聞いてくれたことが、うれしかった。 午前11時、パソナを20年支え、上場後には、社長も務められた上田宗央さん(写真)が、新たにプロフェッショナルバンクを起業され、その設立披露パーティへ。56歳からの起業ということで、同じぐらいの世代の方々を中心に、非常に多くの企業家たちが出席するパーティとなっていた(写真Click!)。ぼくは、ボストンにいた89年に上田さんと知り合っている。その頃、上田さんたちは、アメリカにも人材派遣ビジネスを広げていて、ニューヨークやロスアンゼルスで、ご飯をごちそうになったり、家に泊めていただいたりしていた。 2007年、団塊の世代が定年の60歳を迎えるということで、単純に計算すれば、600万人以上のまだまだ元気なおじさんたちが企業を離れることになる。当然、何かを長くやってきた方々だから、仕事での得意技を持っているわけで、その能力を、企業のニーズとマッチングさせて、新たな雇用を産むと共に、年齢を重ねても、自分らしい仕事を続けていける豊かな長寿社会を形成しようという意気込みとのこと。上田さんが同世代に対して持つ愛情みたいなものを感じる起業だ。 国の予算や補助金に頼るのではなく、民間企業が社会的存在意義を明確にして、真剣に事業を取り組んでいくことこそが、日本を元気にする方法だと、あたらめて感じたのだった。 本日、もう一本、Blogアップ予定。 |
Posted by
mojosgy
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13:30
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