November 10, 2004
静岡で矢野さんとキーノートスピーチ
本日は、午前10時から社員総会の拡大版。今年、デジハリ10周年をなったわけだが、ここ2年ぐらいで入社された社員も多いし、アシスタントスタッフの方も多いということで、デジハリ10年の歴史を、ぼくが一通りプレゼン。 デジハリの歴史を語るには、そもそも何故、デジハリ設立を思い立ったかという最初のきっかけから語らなければならないと思い、今日の話は、1986年から始まるものとなった。パワポだけでなく、昨日、探しておいた96年当時、テレビ番組からの取材を受けたときのビデオ映像なども上映した。その中で、教室の様子が紹介されていたのだが、今のクラスの雰囲気となんら変わることはなかった。ある意味、ぶれずにやってこれたのだと、ぼくとしては、ちょっとうれしい気分になった。さすがに18年の歴史を語るのには50分かかった。 11時半、総会を途中で抜けて、東京駅へ。今日は静岡で、Cafeglobe社長の矢野貴久子さんと「しずおかITフェア」で、キーノートスピーチをやるのだ。お互いに東京では忙しいので、新幹線をいっしょにして、いろいろお話をしながら、1時間で静岡に着く。東京は暖かかったが、静岡は暑いなと感じる陽気。 会場は、グランシップと名付けられている静岡県コンベンションセンター。昨年もこのイベントで、グランシップに来たのだけど、本当に立派な施設だ。キーノートのテーマは「Webメディアから始まる21世紀型ビジネス」。ぼくが聞き役で、矢野さんにCafeglobeでの実例を元に、良質なコンテンツを中心にして、ビジネスを展開していく、いろいろなコツやヒントを教えてもらった。会場からの質問も活発で、帰りの新幹線の時間が迫ってしまった。 タクシーの運転手さんが、裏道をスイスイと通り、午後5時10分発の新幹線に間に合う。帰りも、途切れることなくおしゃべり。東京駅で、矢野さんと別れて気がついたのだが、まったく写真を撮ることを忘れていた。 午後6時40分に東京校に戻る。午後7時に予定どおり、内閣官房・知的財産戦略推進事務局長の荒井寿光さんと同じ事務局の5人の官僚の方々が、デジタルハリウッド大学院の視察にいらした。昨年、ぼくが知財の委員会で参考人として人材育成について述べさせていただいたのだが、その時は設置認可申請中だった大学院の実態を確認したいとのこと。 ちょうど今日は、大学院で3つの授業が行われており、クラスの中に入って、それぞれを見ていただいた。「映像プロデュース」の授業は、現在、テレ朝の木曜ドラマ「黒革の手帖」のプロデュースをしている中山和記教員(写真)の授業も見てもらえた。実践的かつレベルの高い授業をやっていると感じていただけたようだった。 その後、藤本さんが大学院についてプレゼンし、午後8時半まで質疑応答となった。ぼくの持論である、いろいろなメディアをデジタルで串刺しにできる人材育成では、日本が世界の先端を走っているということは、理解していただけたようだった。 道路が全面禁煙となっている千代田区、そして全面禁煙の東京校舎内、今日は、寒くない夜ということで、受講生たちは、裏のお堀に面している非常階段で、蛍族(写真Click!)となっていた。なんだか11月だなんて信じられないね。 |
Posted by
mojosgy
at
23:59
│
TrackBack(
0
)