November 02, 2004
中央大学理工学部でホームページの審査
![]() | 朝、10時、新宿のビックカメラで、足りない消耗品や5mの平らな断面のLANケーブルを購入。その後、いろいろ物色。 そこから、後楽園にある中央大学理工学部へ移動。今日は、ここで、「学生がつくる!!中小企業ホームページグランプリ多摩」というコンテストの最終選考があるのだ。 選考委員長は、情報セキュリティ大学院大学の辻井重男学長(写真)。情報セキュリティ大学院は、デジタルハリウッド大学院と同じ、専門職大学院として、同じくこの4月から開校した大学院だ。これまでの専門学校を運営していた岩崎学園が設立した大学院としても注目された大学院だ。今日、初めて辻井先生にお会いしたのだが、先生は中央大学の教授だったということだった。 このコンテスト、多摩地区では誰でも知っている信用金庫のたましんの長島さんが、地域の大学の文系大学と中小企業を何とか結び付けたいと発想して、中央大学の細野助博教授といっしょに立ち上げたプロジェクトとのこと。確かに、理系の大学と技術系の中小企業というのは、全国でも地元同士で、良く結びつくのだが、文系というのは難しい。そこを、学生が、中小企業へ行き、ニーズを聞き出して、ホームページ制作をするということで、つながりを付けたわけだ。 こういうコンテストは、全国でも、珍しいのではないかと思う。アイデアとしては、たぶん、多くの人が、これまでも思いついていると思うが、実際に遂行するとなると、事務局がとてもたいへんなので、実例を聞かないのであろう。よっぽど、使命感が無いとできないと思うのである。という意味で、50もの中小企業のホームページが出来上がったことは素晴らしいことだと思う。来年も、続けるということなので、来年は、デジハリとしても、なんかお手伝いしようと思う。とうことで、審査は進んでいった(写真Click!) さて、辻井学長が手にしていらっしゃるのは、いわゆる住基ネットカード。ぼくは初めて本物を見た。ICの部分に暗号鍵が入っていて、これで、実印代わりになったり、パスポートが取れたりとのことだが、まだまだ全国で5万人程度しか持っていないそうだ。認知も足りないので、銀行の窓口で写真の無い健康保険証が通用しても、写真もあってICもついている住基カードが身分証明書の代わりにならなかったという例があるぐらいとのこと。せっかく背番号を容認したのに、通用するところが少ないって、もったいないという感じだね。 こんな話題になったのは、日本では今晩から始まるアメリカ大統領選。いつかは、すべて自宅のパソコンから、投票ができるだろうというところで、個人認証の問題へと繋がったわけだ。辻井学長は、お立場上、このカードを広めていく側とのこと。ぜひ、活用のアイデアが欲しいとおっしゃっていた。このカードが、住民基本台帳ネットワークシステムと連動して、すぐに利益があるのは、自治体や省庁や国という感じが否めない。個人が500円プラスして、作るカードなので、やっぱりわかりやすい御利益がないと、ぼくたちがこのカードを自治体の窓口で作ってもらうことにつながっていかないだろう。 ただ個人的には、ぜひカードを使ってでも個人認証してもらって、有権者の98%ぐらいが投票する日本国になるといいなあと思うのである。 |
Posted by
mojosgy
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20:00
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