校長日記　デジタルハリウッド大学・学長ブログ

午前11時、１週目の水曜日は、毎月一回の社員総会。拠点校のスタッフもテレビ会議システムの前に集まり、全員が出席する。

午後1時、おぴネットの記者発表と発起人の集まりがあり、六本木の国際文化会館に行く。おぴネットは、ガーラ会長の村本理恵子さんのアイデアで始まったもので、何かに対してオピニオンを持つ人たちを支援するコミュニティツールをいろいろ用意したWEBを利用した仕組みだ。

活動を展開する人は、アイランドという概念で、自分の活動の拠点を築ける。そこに参加者が集いコミュニティを形成していくというような感じだろうか。

ぼくも発起人の一人にさせていただいているのだが、なんと代表幹事は、あの聖路加病院理事長の日野原重明先生。会の中で、お話をいただいたのだが、「今の日本人には、スピリットが無い」という言葉は重かった。もうすぐ93歳になられるというが、「最近、新たに作曲を始めて、楽しい」という言葉にも驚嘆。なんというクリエイティビティ！

おぴネットのアイランドをすでにオープンしているのは、今日の司会も務めたフジテレビ・キャスターの黒岩祐治さん。黒岩祐治 明日を語らふを訪ねてみると、おぴネットの目指すオピニオンとコミュニティ形成の原型が見えてくる。

午後５時に東京校に戻り、そのままプロデューサー会議に出席。１週間分の報告と、細かいことの討議。８校あるので、情報共有という意味でも、時間をかけてやっている。

ぼくのところには、いろいろな方が単行本を送ってくださる。今日は、いろいろなITベンチャーを取材してきた竹間忠夫さんと大宮知信さんがまとめた101人の起業物語が届いた。いつもベンチャーの集まりなどで、交友がある経営者の方々が多く紹介されていたのだが、やはりインタビューで答える部分では、本音で仕事の夢や、起業の理由、苦労話など、ふだんは聞けないことが載っていて、なるほどと、思うことばかりだ。

ペーパーバックスタイルなので、315ページの単行本だけど、とても軽い。帰りの電車の中、立ったままでも読めそうだ。