August 09, 2004
Electronic Theaterを見る!
毎年のことだが、会場では、来年のSIGGRAPHのコーナーがあり、いろいろな情報やバッチやポスターももらえる。1年以上前から、ビジュアルが決まっているのだから、ほんとに段取りがイイ。来年は、再度LAで開催される。その次、2006年は、しばらくぶりにBostonでの開催となっている。 さて、Electronic Theaterを良い席で、見るため、会場前に6時から並ぶ。Electronic Theaterは、CG制作者なら、一生に一度は選ばれたいセレクションだ。コンテストというわけではないが、Best Animation ShortとJury Awardは発表される。 さて、6時すぎから開場して、観客がほぼ席に着いたところで、恒例の全員参加のゲームが始まった。今年は、直径1m20cmぐらいのバルーンが、たくさん出てきて、それが、どの位置で飛んでいるかが、前面の大きなスクリーンに表示された。バルーンは、空気で膨らませてあるので、これをみんなで、バレーボールのように打ち合う。 バルーンの表面は、どの方向にも光が反射する素材で出来ていて、それをカメラでとって位置を把握しているのだ。そして、席上のヴァーチャルに設定された球にバルーンをぶつけて消していくのだ。実際のバルーンと前面のスクリーンの両方を見て、みんなが協力しないとできないゲーム。大の大人が大声を出しながら、15分ぐらい楽しんだ。これぞ、SIGGRAPH伝統のElcetronic Theater開演前のイベントなのだ! ただし、Elcetronic Theater内は、撮影禁止なので、Media Passをとっているのだが、ここで、写真をUPすることはできないのだ。ちょっと残念。 Elcetronic Theater: 今年は、全部で31作品が選ばれていた。全体の傾向として、映画からのVFX部分がセレクトされていた。とくにSony Pictures Imageworksからは、3作品がセレクトされ、当たり年だったようだ。 その他、もう指定席ともいうべき、ILM、Digital Domain、PDI/Dreamworksなどの作品が選ばれていた。日本からは、イノセンスの祭りの部分、鬼夜叉3のムービーなど選ばれていて、とくに鬼夜叉は、素晴らしいアクションで、大きな拍手をもらっていた。 ということで、すっかり一日CG映像づけになって、Universal Cityに戻り、みんなで夕食をとって、ホテルに戻って、現地時間午後11時半。SIGGRAPHに来ると、ほんと一日が長いのだ。 |
Posted by
mojosgy
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23:58
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現地時間8日より開幕中のSIGGRAPH 2004。そのElectronic Theaterの
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August 10, 2004 19:12