July 27, 2004
大学院教員会議 無線LANケータイ
午前10時から、大学院教員会議。第1セミスターが、今週、来週で終わるということで、いろいろな角度からの報告があった。とくにデジタルハリウッド大学院では、授業は、毎回、院生からのエバリュエーションを受け、CLO(最高教育責任者)の羽根教員が、そこから点数まで算出するので、教員の教え方ランキングまで出てしまうシステムなので、ほんとうに真剣に教員内でも議論が起る。ということで、8月後半から始まる第2セミスターに向けて、さらなる改善と進歩を目指して、会議が行われたのであった。 午後、普通に仕事。午後5時からは、横浜校の秋本科の特待生候補の肩と面接。そして午後6時からは、近くの東京ガーデンパレスで、NTTブロードバンドプラットフォーム社長の小林さんと会食をした。小林さんは、PHSを開発して世の中に広めた方で、IT業界の重鎮。現在、JRも私鉄も地下鉄も、どんどん駅内が、無線LAN化してきているが、それを仕掛けているのが、NTTブロードバンドプラットフォーム社なのだ。 いろいろなお話を伺ったのだが、アジアで普及し始めている無線LANケータイを見せてもらった。設定をすれば、世界中どこでも電話として利用できて、通話料がタダというのが、特長。技術は、とてつもないことを可能にしてしまうのだが、現実の人間たちが、どこまで付いていけるかという問題なのだと、改めて認識した。 午後10時から、校長室で、テレビ東京の「ガイヤの夜明け」を見る。この半年間、藤本さんを中心に、デジハリ大学設立への動きを追いかけてくれていたのだが、特区での規制緩和の先にある規制という切り口で、いくつかの試みが紹介されていた。将来の校舎に予定されている秋葉原の再開発ビルも紹介されていた。 いつも思うのだが、規制って、国民に正しい判断力が無いということが前提に作られてきたような気がする。良くないものは、結果として国民は選ばないということが、何故、基本的な立ち位置にならないのか? やっぱり、ぼくたちは、長年、刷り込まれてしまった常識に挑戦していくしかないなと、番組を見ながら決意を新たにしたのだった。 |
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mojosgy
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