May 17, 2011
福岡コンテンツ産業振興会議第1回企画運営委員会
朝8時半に高円寺を出て、羽田空港へ向かう。 10時半のフライトで、福岡へ。離陸が混んでいて、出発が遅れ、さらに強風のせいかフライト時間も長くなり、福岡空港のターミナルに着いたのは12時半だった。 さっそく地下鉄に飛び乗り、博多駅のホームに降りて、まず感じたのは、「明るい」ということだ。すっかり東京の節電モードの薄暗さに慣れていたわけだ。 12時50分、博多駅から数分の「福岡県Ruby・コンテンツ産業振興センター」の中に居た。空港と街の中心部がここまで近い福岡は、確かに便利だ。 午後1時から、福岡コンテンツ産業振興会議の第1回企画運営委員会。今年も引き続き、ぼくが会長をやらせてもらっている。 福岡県が県として、企画中のコンテンツ産業振興策について、ひとつひとつ説明をしてもらい、それについて地元の有数なコンテンツ関連企業からの委員たちが、質問や要望をしていく(写真Click!)。 当然ながら、企業側からは、実質的に効力が期待できるアイデアが述べられる。今日の2時間半あまりの会議で出た意見が反映されて、県の企画がまとまることになる。 こういう仕組みで、福岡県は10年以上に渡り、コンテンツ産業振興を行っている。福岡のコンテンツ産業の業績を見れば、県の企業の協力体制がプラスに働いていることは明らかだ。 また、1999年、渋谷で「ビットバレー」のムーブメントが起きたことに呼応して、全国で同じような動きが起こった。もちろん福岡でも大名地区を中心にした「D2K」が出現した。その後、数年で、すべての動きが消滅した中、ここでは、その「D2K」が、現在も続いているのだ。 その中心人物として、ICT系ベンチャー企業をつなげているのが、ペンシル社の覚田義明社長(写真)だ。デジタルハリウッド福岡校を開校してから、ずっとお世話になっていて、こうしていっしょに仕事ができることもうれしいことだ。 会議が終わり、福岡県がベンチャーインキュベーション施設として昨年開設した「福岡県Ruby・コンテンツ産業振興センター」の中を案内してもらう。とくに、ここでは通常の事業所の中に作りにくい録音スタジオを設けて貸し出している。確かにコンテンツ制作会社が、気軽に使えるこのような施設があることは、とても良いことだね。 福岡空港で、1時間ほどMacBookを広げて仕事をして、予定通り午後5時半のフライトで羽田へ。またも出発が遅れて、羽田に着いたのは8時近く。そのまま高円寺に戻って、本日終了。 |
Posted by
mojosgy
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23:00
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