February 27, 2011
八王子制作スタジオで合宿中の黒田ゼミを訪問
![]() | 午前10時半に家を出て、国立の母親の家へ向かう。途中、国分寺マルイで食料品を購入。 12時半、母親の家に到着。ランチを食べて、iRobot社のルンバiRobot社のルンバを始動。充電が済んでしまえば、ボタンひとつで動かせる。 80歳になる母親もすぐに使い方がわかったようだが、ロボット工学からの人工知能で部屋のあちこちを探索するように走るルンバが、掃除をしない部分があるのではないかと最初はちょっと懐疑的。 しかし、ずっと動きを見て、椅子の足回りや、ちょっとした壁の凹み部分にも追従して動くルンバを、とても気に入ったようだった。 午後4時に国立を出て、4時半にデジタルハリウッド大学八王子スタジオに到着。今夕は、もう一ヶ月合宿をしている黒田順子先生の研究室とゼミを訪問、というか慰問という感じ。 昨年度の黒田ゼミの卒業生を採用したOLMデジタルの森泉さんとそのパートナーでDH卒業生の鬼頭さんも来ていた(写真)。二人とも元スクエア・ビジュアルワークス。その縁で結婚されている。 いろいろ話を聴いている間、本日の夕食の係の学生が、中華風の夕食を手慣れた感じで作ってくれる。八王子スタジオの台所の棚には、黒田ゼミで揃えたいろいろな調味料、スパイスや食材が備蓄されている。 小学校だった頃は理科室だった教室で、お料理教室のような感じで夕食が作られ、きちっと配膳されていく。CG制作を続けていた学生たちも含めて、全員揃ったところで「いただきます!」で全員が食べ始める。ちょっと運動部系のノリ(写真Click!)。 食事中、黒田先生、森泉さん、鬼頭さんと、DH卒業生たちの最近の動向について、いろいろ話を聴いた。 大手ゲームメーカー間のCGデザイナーたちの移動は、非常に多い。よりチャレンジングなプロジェクトを求めて動くデザイナーたちと、会社の経営状況によって、人員を調整したいメーカーの利害は、けっこう一致することもあるな、というのが、ぼくの昔からの見方。 そんなわけで、ビジュアルワークスには、本当に多くのDH卒業生たちが流れ着き、FFシリーズ制作の修羅場をいくつか経験して、そして次を求めて移動している。 最近、ビジュアルワークスに限らず、卒業生たちが、日本のゲームメーカーや映像制作会社を経て、海外のメジャーVFXスタジオへ就職している例が増えている。こういうチャレンジは、とてもうれしい。 夕食後は、ゼミ生がポートフォリオに使うアニメーションを、マシンルームで、皆でチェックして、最後に、黒田先生の研究室を見せてもらった。気がついたら午後10時、そこでぼくは帰ることにしたのだった。 そう言えば、明日は「アカデミー賞」の発表だ。楽しみだ。 |
Posted by
mojosgy
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23:30
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