February 17, 2011
「Bakery Relight」ハンズオンセミナー
午前11時、秋葉原セカンドキャンパスのオフィスへ。 午後1時から、大学院の成果発表会『DHGSコレクション』の発表物を決める委員会。指導教官からの推薦があったものの中から、さらに絞る作業なので、なかなか議論百出で決まらない。 しかし、選出までのプロセスは、委員の先生たちが院生たちの成果をどのように位置付けて見ているかということでもあり、知的興奮を覚える、ちょっと苦しいけれど楽しい雰囲気。 こういうプロセスも院生とリアルタイムで共有するコミュニケーションも近づいているのだろうね。 午後4時45分、御茶ノ水の東京本校へ移動。5時から定例のボードミーティング。 午後7時、6階セミナールームへ。今晩は、デジタルハリウッドのプロ向けセミナーをやる「eat studio」主催で『最先端レンダリングツール「Bakery Relight」ハンズオンセミナー』が行われるのだ。 講師は、この最新ツールの開発者のArnaud Lamorletteさん(写真)本人。こういうハンズオンは珍しい。 そして、このハンズオンセミナー、まずは参加者たちからの大きな拍手で始まった。実は、Lamorletteさんは、2011年のアカデミー科学技術賞受賞を2月12日に受賞したばかりなのだ。凄いね! 参加者は、プロの方々やデジタルハリウッドでCGをかなり学んだ受講生たち。その彼らが「Bakery Relight」のあまりの素晴らしさに、まるで初めてCGを作ったときのように感動しながらハンズオンセミナーを受けていた(写真Click!)。 通訳は、デジタルハリウッドのサンタモニカ校dhimaのスタッフで、その後、CGプロデューサーとなり、現在、本学の院生でもある広瀬圭子さんがやってくれた。 「Bakery Relight」は、Lighterの仕事とCompositorの仕事をいっぺんに出来てしまうツール。なおかつ必ず作業工程で問題となるレンダリングについては、某有名レンダラーの8倍ものスピードが出るのだ。 CG制作のパイプラインについて深く研究を重ねている北田能士院生も、「これは大きく制作プロセスを変化させてしまうツールで、全体の作業効率アップにもつながるだろう」と感想。 10時にセミナー終了。その後、しばらく歓談。CG教育用にも非常に適した機能を持つ「Bakery Relight」。導入の検討をしたいと思ったのだった。 |
Posted by
mojosgy
at
23:30
│
TrackBack(
0
)