FM東京の「メディアプレゼンテーション」へ
 | 本日は、ほぼ代休。ということで、昼間は、家でMacBookを広げて、半分仕事をしながら、ネットの中をブラブラしていた。
夕方5時からは、ホテルオオタニの宴会場へ。今日はFM東京の「メディアプレゼンテーション」というイベントに参加なのだ。
1年に一回あるFM東京に関わっているスポンサーや広告代理店の方々が集まり、東京FMの取り組みについてのプレゼンを受け、その後、大きな懇親パーティとなる。
ここで、FM東京とデジタルハリウッドが共催した来年度以降に開始されるマルチメディア放送をイメージして行った「マルチメディアコンテンツアワード」の受賞作品の展示も行った。12月に行われる授賞式で、入賞者に手渡されるトロフィーも展示となったのだった(写真Click!)。
さて先週、AppleのiTunesストアで、Beatlesのすべての音源が売りだされるということで、大きなニュースになった。
そのことで、「Beatlesって誰?」というような若者の発言に、多分、僕の前後の世代が、tweetでかなり批判し、そこで、双方の応酬となり、ネットでの話題提供になったとか?
子供たちが知らないということは、その親たちが、もう家庭環境の中で、Beatlesを流していないということだと思うのだ。子供たちに、常識だろ!と叫んでも仕方が無いとも思う。
そういう意味では、全世界の若者たちに、再度、Beatlesを発見してもらうという点で、iTunesストアからの配信は、意味があるね。だって、iTunesのキャッチのとおり「The band that changed everything」って、まさに真実だからね。若者にも知ってもらいたいとは、ぼくの世代は思うよね。
しかしである。2010年、40年前、誰も想像ができなかったほどに、高性能となったコンピュータとデジタル処理技術。今更、リアルタイムでBeatlesを聴いて、レコード、CDと全部聴いてきた僕ら世代は、もう一度、AACの圧縮音源でBeatlesを買うという気にはならない。
一般的には、あまり話題にならなかったのだが、Beatles Boxのmonoとstereoが出たときに、同時に林檎型の置物に入ったUSBメモリーでのデジタル音源が同時に発売されている(写真)。
CDは、1982年に世の中に登場したわけだが、今でも発売当時のままのフォーマット16bit・サンプリング周波数44.1KHzである。この40年余りのコンピュータやデジタル技術の恐ろしいほどの発展を考えれば、ここまで良く、このフォーマットで続けてこれたものだと思うのである。
もっとも、すっかり高度にデジタル化された現在の音楽制作現場においては、24bitで96KHzや192KHzという高度な音質で音源が作られている。Beatlesのアナログ音源からのリマスターも、もちろん、そのレベルで作業が行われたはずだ。
ということで、前置きが長くなったのだが、BoxのUSB音源は、じつは24bit/44.1KHzというフォーマットで販売されているのだ。パソコンのUSB出力からオーディオ用のDAコンバーターを介して、それなりのステレオセットに送り込めば、想像を超えるような素晴らしいビートルズの音楽体験をできる。Beatlesリアルタイム世代の大人には、ぜひこれで、聴き直して欲しいものだ。 |
Posted by
mojosgy
at
23:30
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