November 08, 2010
1日に2度、中村伊知哉先生といっしょだった
![]() | 9時半に、南北線の溜池山王駅に着く。今日は、内閣官房・知的財産戦略推進事務局のコンテンツ強化専門調査会なのだ。 今年の2月から3月にかけて集中的にコンテンツ強化専門調査会が行われ、この会からの出た方針が、各省庁の事業の中にかなり盛り込まれたのだ。 調査会では、これから2011年度へ向けての方針や事業の中身についても検討することになる。やさらに2015年ぐらいまでを見通した方針について論じられることになるだろう。 午前10時、中村伊知哉先生が昨年度に引き続き会長となってコンテンツ強化委員会の第二ラウンドが始まった。まずは、近藤局長が挨拶。総理より「知財戦略について加速せよ」との政治指導があり、ご自分が進捗をチェックしたいという発言があったのだそうだ。確かに管総理は弁理士、知財の重要性は理解しているはずだね。 まずは「知的財産推進計画2010」の進捗状況について、事務局より報告。角川歴彦さんと久夛良木健さんは、いつもながら適確な疑問を投げかける。ぼくも、細かく発言させてもらった。 別所哲也さんも、アジア諸国がいかに国策として映画制作などに投資をしているかを紹介。経済の数字だけで国力を争う時代から、文化力も同時に問われる時代への対応が、日本が非常に遅れているという指摘だ。 中村先生のまとめで、12時に終了。別所哲也さんには、明日の朝、また会うので、ちょっと挨拶をして別れたのであった。 秋葉原のオフィスで、午後2時半から修了生の北田能士さんとミーティング。彼と二人で、この11月1日から、デジタルハリウッド大学メディアサイエンス研究所の中に杉山研究室を立ち上げたのだ。 北田さん自身、CGプロダクションの取締役として活動しながら、自らは次世代の制作技術開発に取り組んでいるのだ。大学という枠組みでの研究を継続したいということで、ぼくと組むことになったのだ。 午後4時、大学事務局とミーティング。 午後5時からは、セカンドキャンパスのセミナールームで、『マルチメディアコンテンツアワード2010』の審査会となった。 審査員には、中村伊知哉先生を迎えていて、今日2度目のいっしょの会合ということになった。事務局からの説明の後、さっそく部門ごとの審査が始まった(写真Click!)。 ラジオのDJを代表してという感じで、人気パーソナリティのやまだひさしさん(写真)が、積極的に発言。お陰でとてもクリエイティブな雰囲気の審査会となっていった。 審査員を務めたFM東京の黒坂修常務は、まだ始まってもいないマルチメディア放送について、素晴らしい企画と作品が上がってきたと、とても喜んでいた。 午後7時半から、コンテスト事務局メンバーと夕食をしながら、今後の進捗についてミーティングをしたのであった。 |
Posted by
mojosgy
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23:30
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