August 04, 2010
カリキュラム検討委員会
今週から、emobileの「ポケットWiFi」も使い始めた(写真)。持っているWiMaxは、つながれば早いのだが、移動中などでは、まだ、つながらず使えない状況だった。 「ポケットWiFi」が便利なのは、電車の移動中。iPhoneとつなげて使っている。安定はしているものの3G回線では、サイトの読み込みなどでは、イライラしてしまう。しばらくは、WiMaxと平行して比較していこう。 10時に秋葉原オフィスへ。さっそく原稿打ちを開始。なんとなく乗ってきたので、ランチもコンビニおにぎりを買ってきてもらって、集中して仕上げてしまった。 午後4時20分、前期のデジタルコミュニケーション論の最終講義。今日は、Virtual RealityとMetaverseについて。Metaverseとして、BlueMarsの映像を紹介した。 午後7時からは、大学のカリキュラム検討委員会。今日も、先生方と共に熱い討議が3時間ほど続いた(写真Click!)。 現状、高校まで、子供たちは、個性を尊重され、それなりに自由に、そして同世代の感覚や常識に限定された世界で、生きてきて、大学へやってくる。ある意味、大人の社会と隔絶して育ってしまった彼らを就職活動が始まる3年夏休みまでに、意識改革をして、さらに教養と専門性をつけて行くというようなカリキュラムを含む教育体制が必要とされている。 つまり、入学してからの2年半しかないので、そのことを意識して、カリキュラムの構成を見ていく必要があるのだ。本音を言えば、3年夏から、就活をさせるような日本の企業は、大学に期待していないということなのかもしれない。しかし、こんな早くから学生たちが動かない状況は、大学が大学として機能しない原因にもなっている。 この問題について、多くの大学の学長が、発言しているにも関わらず、見直す機運が見えてくるどころか、各大学は、ますます就活対策に人と資金をつぎ込んでいる。それは就職率が、受験者数に影響するからだ。それに、現実、就活に困っている学生たちに、手を差し伸べないということは、大学としてはできない。 ぼく自身、矛盾をかかえながらも、21世紀のあるべき大学の姿を追求して行きたいと思っている。 委員会の後、11時半まで仕事をして、本日終了。 |
Posted by
mojosgy
at
23:59
│
TrackBack(
0
)