May 26, 2010
ネット選挙「なぜツイッターはダメなのか?」緊急ライブへ
![]() | 9時に御茶ノ水の東京本校へ。9時半から定例の経営会議。 12時半に終了して、3階の本部で、クリエイティブ室のスタッフと打ち合わせ。 ランチ後、秋葉原セカンドキャンパスのオフィスへ。 午後3時半、主にアジア圏に日本のポップカルチャーをテレビ番組として配信している『ダニーTV』のダニー・チューさんが、取材のため学長室にやってきた(写真) 午後6時からは、オフィスで学長室メンバーでのミーティング。 午後8時、渋谷USTREAMスタジオへ。今日は、ネット選挙運動解禁対応勉強会の主催による『なぜツイッターはダメなのか?』の緊急ライブ中継に参加するのだ。 会場に着くと、本学の川井拓也教授が、USTREAMライブ中継の技術指導に入っていた。今、川井先生は、ひっぱりだこ状態だね。 パネリストは、高橋茂氏(株式会社世論社)、天野昭氏(月刊ニュースメディア発行人)、庄司昌彦氏(国際大学GLOCOM講師/主任研究員)。 ぼくは、ゲストとして9時から30分ほど、しゃべらせてもらった。ぼくの後には、国会から駆けつけた柿沢未途衆議院議員(みんなの党)が参加(写真Click!)。 今日、ネットを選挙運動中に使って良いということが、8党の合意で決まったとのこと。基本、「ネット解禁」というのが趣旨なのだが、申し合わせで、ホームページ、ブログは良いが、twitterはダメという運用となるのだそうだ。 国会議員の方々も、けっこう若返っているし、長年、ネットに慣れ親しんでいる方たちもいる。党を超えて、そういう方々は、twitterはダメということに意味が無いと感じつつも、そこを頑張ると、「ネット解禁」ということも危うくなるということでの苦汁の決断とのことだった。 どうもtwitterが持つretweet機能が雪崩のように選挙民の間で始まったとき、止めようが無いというのも国会議員の心配ごとのようだ。ホームページだけでなくブログについても、一方向の情報の流れをほぼ想定している節もある。 ネットというのは、そもそも双方向のコミュニケーションが前提となって発展しているものだ。ネットの真髄たるものを否定したいのなら、本当は「ネット解禁」などと名乗って欲しくない。 パネラーの天野昭先生は、「ネット解禁の選挙は、資金もなく、応援する組織も無い人間にも、政治家になるチャンスを与える、ここにこそ意味がある」とおっしゃった。まさに正論だ。 今度の参議院選挙で、ホームページとブログが選挙期間中に更新できるようになるからと言って、大きく選挙の行方に影響するようには思えない。しかし、「ネット解禁」は小さな一歩とは言え、価値ある進歩だと感じて、家路に着いたのであった。 |
Posted by
mojosgy
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23:30
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