「デジタル映像時代に再評価されるアナログ効果音」シンポジウム
 | 喉からの風邪に加えて、ここのところの陽気のせいか、花粉症にもなってきた様子。目も、鼻も、喉も苦しい状況。
午後1時半、メインキャンパスで、駿河台大学主催「デジタル映像時代に再評価されるアナログ効果音〜ドラマや芝居の臨場感を演出する音の技法をいかに残すか〜」シンポジウムが始まる。
駿河台大学メディア情報学部准教授の大久保博樹先生は、デジタルハリウッド大学院の一期生。そのとき、ゼミを担当していた元ニッポン放送の西尾安裕さんとの出会いで、ニッポン放送の伝説的「音効さん」、南二郎さんを取材。
そこから元々、映像クリエーターでもあった大久保先生が、デジタル時代、忘れ去られようとしているアナログ効果音の研究に本格的に取り組みことになる。
そんなご縁で、デジタルハリウッド大学院後援でシンポジウムが開かれることになった。冒頭、まずぼくが挨拶させていただいた。
映画の世界は、映像産業と言われるが、実際、絵と音では、3対7の割合で、観客にことを伝えているという先人たちが多い。従って音響効果技師の仕事は、ハリウッドにおいて非常に高く評価されている。
シンポジウムでは、西尾先生、大久保先生(写真)の講演の後、北海道で悠々自適に暮らしてらっしゃる南二郎さんが、実際、使っていた道具を持ってきてくれて、参加者の前で音を出してくれた(写真Click!)。
「音に芝居をさせないと意味が無い」、そうおっしゃりながら、いろいろな場面を設定して音を出してくれた。まさに音が芝居をしていた。サンプリングされた効果音をただ選んで出すこととは、次元が違う世界だ。まさに効果音も、ひとつひとつの映像作品に対して、新たに合わせて制作するのが本来なんだと改めて思ったのだった。
ぼくは、途中で抜け出して、午後4時に御茶ノ水の本部へ。4時半から定例のボードミーティング。
午後7時、秋葉原のサードキャンパスへ向かい、入試関連の会議を行う。午後8時半、本日終了。
帰りに、ヨドバシアキバで、新しいvaio Zシリーズを見てみようと思ったのだが、まだ店頭に並んでいなかったのだった。13 .1型で1920x1080ドットのディスプレイって、どんな風か観てみたいのだ。フォントの大きさは小さくなりそうだね。 |
Posted by
mojosgy
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14:47
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