February 19, 2010
コンテンツ強化専門調査委員会
![]() | 午前9時半、南北線で溜池山王へ。10時から、内閣官房知的財産戦略推進事務局で、コンテンツ強化専門調査委員会があるのだ。 民主党政権になって初めてコンテンツ産業のための委員会が招集されたことになる。コンテンツ産業について、どのような政策を現政府がとるのか、まったくこれまで見えてこなかったのだが、今回の委員会の意見が、少しは反映されることになるのだろう。 今回、委員長になった中村伊知哉先生が、ぼくを推薦したらしく、ぼくも委員の一人。最初の事務局案の委員構成を半分ほど入れ替えたということ。メンバーをみると、各メディアの制作現場の実情を知る人達が入っている。良いことだ。 今日は、まず顔合わせということもあり、それぞれの委員が、自分の主張を数分づつ述べた後、時間まで議論となった。ぼくは、この15年間主張している、すべての産業を横に串刺すコンテンツ産業という観点で話をさせていただいた。 自民党政権下で、知的財産戦略本部ができてから7年経つとのこと。その間にデジタルコミュニケーションを牽引する主役は、大きく入れ替わっている。google、amazon、apple、YouTubeなど米国企業のサービスの上に、国内のコンテンツ産業も乗らざるをえない状況。 3月までに集中して議論を行うことになっているのだが、なかなか方向を打ち出して行くのが、難しい議論になりそうな予感がする。 ぼくは、制作現場のクリエーターを代表するつもりで、コンテンツ産業強化委員を務めるつもりなので、みなさん、ご意見を! 午後2時から、メインキャンパスで、卒業制作等支援プロジェクト最終報告会。大学か制作費の支援を受けた卒業制作の代表者が、プレゼンをしてくれた。さすがに4年生、プレゼンも堂々としていた。最後に記念撮影となった(写真Click!)。 午後5時半、セカンドキャンパスで、卒業制作の優秀作品選考会。各ゼミの教員から推薦があった作品が、教室に並べられ、じっくり観て行った。 ただし、ひとつだけ2時間の映画作品『クリープ』(写真)は、先にDVDで観ておいた。この映画、2月10日の夜、渋谷シアターTSUTAYAで上映されたのだが、仕事で見に行けなかったのだが、とても評判が良かったとのこと。 かなり熟考となったのだが、ほぼほぼ優秀作品候補を決めることができたのだった。 『卒業制作展』は、秋葉原コンベンションホールとメインキャンパスで3月19日と20日に行われる。今から楽しみだ。 |
Posted by
mojosgy
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23:45
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