February 10, 2010
NIFTYで講演
![]() | 朝10時に、国立新美術館へ。千代田線の乃木坂駅から地下通路で直結、行くのはとても便利だ。 「ルノアール展」をやっていて見たいなと思いつつも、今日の目的は、『第13回文化庁メディア芸術祭』。やっと時間を作って展示を見に来ることができた。 入賞作品の中で、映像作品やアニメ作品は、すでに知っているものが多いのだが、インタラクティブ系のものは、実際に触らないと、その良さが理解できないものなので、展示に来る価値はあるのだ。 12時に秋葉原のオフィスへ。午後1時から、メインキャンパスで、日本の計算機科学の開祖ともいえる國井利泰先生とミーティング。日本においてコンピュータグラフィックスに最初に取り組んだ先生でもある(写真)。 数々の輝かしい研究業績と、コンピュータ系の大学、学部、学科の設立をされてきた先生だが、現在は、東京大学の研究所からスピンアウトしてくる新技術を使うベンチャーの最高顧問をされている。1938年生まれとのことだが、一生現役というエネルギーに溢れていらっしゃる。 今日は、いろいろなビジネス遂行に応用可能な最新理論を持つソフトウェア技術について教えていただいた。その中で、この40年間で経験された様々なことも教えていただいた。一言も聞き逃したくない気持ちで時間が経つのを忘れていた。 午後3時半、大森駅近くのベルポートに入居している'NIFTY株式会社'へ。 このベルポートという建物は、元は「いすゞ自動車」の本社として建築されたとのこと。まずは中に入って、まるで高級リゾートホテルのエントランスホールのような大空間にびっくりした(写真Click!)。こんなオフィスビルを建設出来た時期があったわけだ。 今日は、社内の勉強会のゲスト講師。NIFTYのいろいろな部署から、70人ほどの方々に来ていただいた。『デジタルコミュニケーションの潮流とこれから求められる人材像 』という題で、100分ほどやらさせていただいた。 最近、ぼくがあちこちで、その必要性を説いている「Chief Communication Officer」という職に興味を持たれた方が多かった。 午後5時50分に解散となり、その後、NIFTYの幹部と人事の方々と夕食。じっくりとお話を伺うことができた。 NIFTYといえば、ぼくたちの世代は、ニフティのパソコン通信やフォーラムにより情報コミュニケーション力を育ててもらったという意識がある。 時代の流れの中で、現在は、インターネット接続業務が主たる稼ぎ頭となっているのだそうだが、また新たな事業に挑戦する時期になっているとのことだった。期待したいね。 |
Posted by
mojosgy
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23:30
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