January 05, 2010
デジタルで東京FMを聴く!
![]() | 午前11時に秋葉原セカンドキャンパスのオフィスへ。 セカンドキャンパスの周りは、神田明神の初詣へのビジネスマンと、戻ってくるビジネスマンで、かなり混んでいる。お昼時、どこのレストランも満席らしい。 午後1時半、少しピークタイムを外したところで、ベンガルのサイトをチェックしたら、今日からだった。 ということで、今年、初のカレー。今日も、野菜カレー、ソース大盛り、辛口という毎度のパターン(写真)。もうお店の人たちも覚えてくれているようだ。 午後、整理を続けながら、年賀状もチェック。丁寧に近況を知らせてくれる方も多くて、読んでいて楽しい。また、今年は、例年にも増して、新年挨拶メールも多い。 午後4時、本年最初のミーティングは、インデックス会長の小川善美さんたちとのもの。人を紹介していただいた。 実はインデックスグループに、ダイナモピクチャーズ社がある。ダイナモピクチャーズの前身は、ぼくが所長をしていたCG研究開発会社だったので、なんとなく繋がりを感じるのだ。 エンタテイメント産業という意味では、インデックスグループは、老舗のマッドハウスを持っていて、マッドハウスとダイナモピクチャーズが共同で制作したのが、CG映画「よなよなペンギン」だ。 さらにパッケージのゲームソフトのアトラス社も持っており、昨年は、その傘下にオンラインゲーム制作のGONZO ROSSOも加えている。 インデックスというとケータイコンテンツだが、実は一大エンタテイメント制作グループに成長しているのだ。 午後7時、少し仕事に飽きたところで、ちょっとした遊びをやってみる。デジタルなら変換しながら、つながっていくという例。 iPhoneアプリに、東京FMの放送を、サイマルで聴けるものが年末リリースされ、大きな話題を呼んだ。だって携帯電話用の3Gの電波に乗って、放送番組が、iPhoneに届くのだ。 実際、移動中のJRの中などで、まったく途切れず東京FMの番組が聴こえる。デジタルなので、普通のFMラジオに比べたら、格段にクリアだ。もちろん、WiFiの接続でも聴ける。 ということで、オフィスでは、大学の無線LANにiPhoneをつなげて、東京FMを聴いている。 今日は、さらにそこを捻って、UQWiMaxで、iPhoneをネットにつなげる。もちろん直接は、つながらないので、WiMaxをWiFiに変換するURoad-5000を使う。 これで、東京FMのスタジオからデジタル信号となってインターネットへ出た音声データは、いくつものルーターなどを介して、UQの基地局に辿り着き、そこからWiMaxの電波となり、URoad-5000に入り、そこでWiFiとなって、近くのiPhoneに飛ぶのだ。 それを、そのままヘッドフォンで聴くこともできるが、さらにiPhoneをWadia170 iTransportに取り付けるのだ(写真Click!)。するとWadia 170は、iPhoneから直接、デジタルデータを取り出してしまう。それをWadia社の高いデジタル技術で、非常に綺麗なデジタル信号して出力。それが170の役目。 そのデジタル信号を、DA変換器となるmarklevinson No.360SLで受けて、ここでやっとアナログ信号に戻す。そそして、プリアンプのmarklevinson No.380SLへ送り、パワーアンプを介して、スピーカーへ。そこで音に戻る。 途中、いろいろと伝送方式や信号の規格も変化しているのだが、とにかくデジタルからデジタルの変換で、つながっていくのだ。一度、デジタルになれば、異なるデジタル信号に変換するのは、単純に計算処理の問題となるわけだ。 東京FMのスタジオを出た信号は、いくつもの関門を通って、ぼくのオフィスで音になった。音が出たとき、思わず「つながった!」と声が出てしまった。こんなことで、うれしいのがエンジニア気質。 その後、東京FMを聴きながら、10時まで仕事をして本日終了。 |
Posted by
mojosgy
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22:30
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