December 17, 2009
SIGGRAPH ASIA 2009・夜中までパーティ
![]() | 朝8時前に家を出て、横浜へ向かう。 9時過ぎ、SIGGRAPH ASIA 2009のレジストレーションを済ませる。 9時半から展示会場がオープン。さっそく、デジタルハリウッドのブースをチェック。今回、ぼくが看板など担当したので気になっていたのだが、まあまあ良い感じで仕上がっていた。 その後、院生の鎮目さんとEmerging Technologiesと、Art Galleryを見て回る。この二つがあるので、SIGGRAPHは、他の学会とは、まったく違う性格を持つことになっている。 Emerging Technologiesは、いつものように日本の大学の研究室から非常に面白いものが多く選出され展示されている。すべて、その場で試してみることができるので、研究成果を体感できるところが、とても貴重なのだ。 Art Galleryは、日本人作家の映像作品やインスタレーションがとても良かった。先端的な高い表現技術を使いながらも、難しくならず、コンセプトが理解しやすい作品が多かった。とても良いことだと思った。 さっそく、日本を代表するCGアーティストの河口洋一郎先生に会う(写真)。先生は、今回、CGだけでなく、かなり重量感があるオブジェクトを展示していた。本当は、後ろのオブジェを数十メートルの大きさで製作したいのだそうだ。 午後3時、会場を一旦出て、広尾のフランス大使館へ。ここで、大学の留学スタッフらと合流し、パリ第8大学 Pascal Binczak学長とミーティング。 第8大学は、芸術系で有名な大学だが、最近は、産学協同でデジタルコンテンツ制作にも力を入れているとのこと。交換留学などの将来の可能性について、前向きな話になった。第8大学には、世界150カ国以上からの留学生がいるとのこと。 今、欧米の大学は、学生を世界中から集めている。デジタルハリウッドも、そのような希望を持っているのだが、それには、英語での講義を行う必要がある。そこにハードルがある。 午後6時に秋葉原の富士ソフトビルの中のサードキャンパスへ。ここで大学関連の内部会議。 7時半に終了の後、東海道線で再度、横浜へ。まずは、横浜港大さん橋国際旅客ターミナルの大桟橋ホールに向かう。 "シーグラフ東京"主催のレセプションパーティがあるのだが、到着したときは、すでにほぼ終わっていて、多くの人々が帰り始めるところだった。しかし、主要なCG系の教授たちには会うことができた。 その後、徒歩で、BankART Studio NYKへ。今晩は夜中まで、SIGGRAPH ASIA 2009開催記念パーティ『ヨコハマル:Get Yokohammered!』があるのだ。主催は、ポリゴン・ピクチュアズ、オートデスク、ボーンデジタルの三社。 ここに集まっているのは、ほとんど現役のCGクリエーターたちと学生たち。ライブ会場には、CHRISTIE社から3台の高性能のプロジェクターが持ち込まれていて、素晴らしいVJが行われていた(写真Click!)。 ここでも、旧友たちや、日曜日に結婚式で会った方々など、いろいろな人達に会うことができた。CG業界の一体感が養えるのが、SIGGRAPHの良いところでもあるのだ。 パシフィコの近くのホテルに着いたのは、午前0時半になっていた。今夜は、横浜泊だ。 |
Posted by
mojosgy
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23:59
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