December 11, 2009
東京本校で、Xrayさんのセミナー
![]() | 9時半、東京本校8階で、経営会議。12時に終了。 午後2時、四谷の主婦会館で、「マルチメディア放送ビジネスフォーラム」の幹事会と総会(写真Click!)。 今年、民主党政権となったため、地上デジタル放送へ完全に移行した後の跡地利用について、再度、大臣、副大臣からのヒアリングが始まっているとのこと。マルチメディア放送については、もう検討が重ねられて5年だ。ほぼ方針が決まったところでの政権交代。 これまで議論を積み重ねてきたことなので、大きな変更は無いと推測されているけれど、放送は、国からの免許がいる事業。実際に免許が出るまでは、誰がどのような形で事業を開始することになるかはわからない。 ただし、21世紀を迎えた今、単にアナログのラジオ放送が、デジタルとなっただけという放送では意味が無いだろう。そういう意味で、ぼくたちは、マルチメディア放送の実現を望んでいる。 5時半からの懇親会に出て、午後7時前、東京本校のセミナールームへ。今晩は、もう10年来、デジタルハリウッドと交流があり、アドバイザーなどもやってくれていたXrayさん(写真)のセミナーがあるのだ。午後7時、セミナールームは満席になっていた。 Xrayさんは、ハリウッド映画のVFXの仕事を長くやってきた方だ。子供のころ、最初に大々的にCGアニメーションを使った映画TRON(1982年公開)を見て、大人になったらCGの世界で働くと決めたのだそうだ。 Xrayさんは、来週、横浜で行われるSIGGRAPH ASIA 2009で、群集シミュレーションのセミナーを行うため来日。 ということで、今日は、これまで彼が携わってきた仕事の紹介と、大規模なプロダクションにおけるCGエンジニアたちの重要性について紹介してくれた。 参加者から、「自分のアイデアやアート性を、作品にどのように反映させるのですか?」と質問されると、ちょっと答えに困って、「ぼくたちは、監督の絵筆なのです。素晴らしい絵筆になるように技術を磨くのです。そこにエゴはいりません。」と答えた。まさにハリウッド映画のプロの考えだね。 午後10時から、Xrayさんと二人で夕食。夜中まで、ずっとCG映画製作の話で盛り上がった。彼の周辺では、これから、『TRON II』と『Yellow Submarine』の制作が始まりそうとのこと。ほぼ同時期での制作になりそうなので、どちらか一つしか関われないだろうと、贅沢な悩みを打ち明けてくれた。本当にCGが好きなんだね。 |
Posted by
mojosgy
at
23:59
│
TrackBack(
0
)
この記事へのトラックバックURL
この記事へのコメント
シーグラフアジアの時、サンタクロースのコスプレをされているXrayさんを見ました。
まさに、サンタさん体型(風貌)でした★
まさに、サンタさん体型(風貌)でした★
Posted by
ノムリエ
at
December 22, 2009 16:31