September 09, 2009
1日中COEXでICCON視察
朝、ホテルで軽く朝食。 午前10時にCOEXの会場へ。10時半、手塚プロダクションの松谷社長が講演するということで、後ろのほうで聴かせていただいた。 セッションの名前は、「Creative Content OSAMU's chance」。世界的に認められている日本のアニメ、そのルーツがマンガにあるところから、なぜ日本のアニメが独自のスタイルと豊富なストーリーを持つことなったのか?ということをわかりやすく説明されていた。 ぼくは、海外のカンファレンスで、よく日本人のプレゼンを聴く。日本では、それぞれの学会や業界での講演だと、すでにある共通認識の上で、詳細の部分が語られることが多い。しかし、海外での講演となると、もともとの文化背景や、その起源などから説明することになる。ということで、基本をしっかりと理解できることが多いのだ。 午前中のセッションが終わって、展示会場をじっくりみることにした(写真Click!)。まずは、韓国のコンテンツの歴史を展示するところから始まり、現代のワンソールマルチユースで韓国だけでなくアジア圏で流通するものなど、わかりやすい展示だった。台湾版と韓国版の「花より男子」は、大きく取り上げられていた。 午後1時、講師用に設けられた部屋で、アメリカからの講師と話しながらランチ。その後、同時開催となっている情報セキュリティ系の展示、モバイル系のカンファレンスなども見て回る。 午後4時からは、Creative Technology Forumの発表を見る。まずは、NECの長田純一さんがPaPeRoを紹介。そして、コメディアンのぜんじろうさんとPaPeRoの"パペじろう"が漫才の実演をやってくれた。これは英語版だったのだが、かなり面白くて笑えた(写真) 数年前、ぼくがなんと美しいロボットだと思ったのが、 ロボガレージの高橋智隆さんが製作された’クロイノ’だった。その高橋さんも登場。’クロイノ’のデモをした後、あのグランドキャニオンを登り切ったCMで広く世に知られたエボルタくんが実際にロープを登る姿を見せてくれた。これには感動した。 ロボットは、産業用や軽作業用として、一般的には捉えられていると思うが、もうひとつメディアとして活躍の場があるということで、ICCONの中でのセッションとなっているわけだ。’ロボットメディア’という言葉が、だんだん広まっていくだろう。 午後6時からは、関係者の懇親パーティへ。今回の講師たちを含めて150人ぐらい集まってきたのだが、なんと日本人は、僕一人だった。やはりソウルは日本から近すぎて、国内出張感覚で、講演が終わると帰ってしまう方が多いようだ。 午後8時、ICCON関連イベントとして、ホテルのすぐ脇でやっている野外コンサートを見る。現代的なバンドをバックにした二胡奏者、素晴らしい歌唱力のJazz singerの二つのステージを見ることができたのだけど、楽しかった。初秋の夜の野外ライブ、気持ちがイイね。 9時過ぎ、ホテルに戻り、本日終了。残念ながら、明日は帰国だ。 |
Posted by
mojosgy
at
23:45
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この記事へのコメント
すごい人の話って力がありますよね♪
Posted by
SEXY人妻
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September 11, 2009 16:00