September 04, 2009
『デジタルコンテンツ白書2009』発刊セミナー
朝9時半、東京本校8階で経営会議。 午後1時、秋葉原メインキャンパスへ。今日は、ここで産学官連携チームが、あるプロジェクトに、映像アーティストのVJマサルさん(写真)を紹介することになっているのだ。 YouTubeでMasaru Ozakiで検索すると、いくつかの作品を見ることができる。実際にある家具や建築物など、その凹凸を測定した上で、その表面に様々なトリック映像を創り出すというもの。 今日は、いろいろなクライアントからの依頼で、マサルさんが、代々木体育館の壁面や椅子の表面などに表現した映像をビデオで見たのだが、素晴らしかった。表現の境界を広げるアーティストは、尊敬してしまうね。 午後3時、メインキャンパスで、デジタルコンテンツ協会主催で、『デジタルコンテンツ白書2009』発刊セミナーが行われた。今年からはコンテンツ学会も協力することになり、冒頭、コンテンツ学会の副会長として、挨拶をさせてもらった。 今年も、福冨忠和先生が編集委員長。本学の高橋光輝先生も教育の部分を担当執筆し、その概要について報告した(写真Click!)。 白書に出てくる数字は、2008年度をまとめたもの。コンテンツ市場規模については、いろいろな数字の算定条件を見直して算出したところ、13兆8282億円となり、微減。しかし、その中のデジタルコンテンツ市場については、5兆8964億円となり過去最高。全体に占める割合もついに4割を超え、42.6%となった。 新聞、出版、放送、音楽、ゲームなど、主要なコンテンツ制作現場については、デジタル化は、100%近い状況になっているわけだが、地上アナログ波停止が見えてきた今、市場におけるデジタル化のスピードが上がってきている印象を持った。 来週水曜日も、本セミナーの続きがあるので、ぜひご参加を! 『デジタルコンテンツ白書2009』 は、コンテンツについて論じるとき、基礎データとなる大事な数字を多くまとめてくれている。業界や研究機関のみならず、学生たちにもぜひ読んでもらいたい白書だ。 午後6時から、学務委員会。午後7時から、卒業制作プロジェクト面談。今日は4組からプレゼンを受けた。 今晩は、コンテンツ学会ネットワーキングパーティーへ参加予定だったのだが、すべてが終わったところで9時になってしまったので、間に合わず、参加を諦めた。 |
Posted by
mojosgy
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23:30
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