関口克明先生の最終講義へ
 | お昼過ぎ、秋葉原メインキャンパスへ。今日は、先週に引き続き、羽根教授が、8月から入学する院生たちのために「アクティブラーニング」の授業をやっている。
午後1時、学長として、新院生たちに挨拶。「Digitful World」という世界観と「すべてをエンタテインメントにせよ!」という理念について説明をさせていただいた。理念の共有は、ぼくたちの大学院にとってもっとも大事なことだ。
午後3時、徒歩で、御茶ノ水の日本大学理工学部1号館へ。今日は、ここの6階の大きなセミナールームで、関口克明教授の最終講義があるのだ。
関口先生は、ぼくが大学4年生のとき、木村研究室に入って、最初に指導してくれた先生だ。この先生との出会いで、ぼくは、毎日、音のデジタル変換を重ね、大型コンピュータの横で、寝泊まりする生活が始まったのだ。
ぼくの大学院での修論は、関口先生の博士論文の一部でもあり、先生の家に何度も泊まりで打ち合わせに行ったものだ。まさに恩師。
関口研究室として独立されてからは、音だけでなく、光や熱の研究もされてきた。今日の最終講義では、その研究成果も披露された。素晴らしい研究者だと改めて感じた。さっそく、講義が終わったところを撮影(写真)。
午後5時過ぎ、ぼくは、いったん秋葉原のオフィスに戻り、ちょっと仕事をして、午後7時、東京ドームシティホテルへ。関口克明先生退任記念パーティだ。
会場には、先生の42年に渡る研究生活に関わってきた卒業生たちが全国から集まってきていた。今日の朝、ヒースローから成田に着いたという木村翔先生も、まったく昔通りの元気さで、駆けつけていた。木村先生が78歳だとは信じられない。
ぼくが、最初に挨拶に指名され、木村先生が乾杯の音頭をとり、パーティがスタート。ぼくが助手時代、寝食を共にして、いっしょに研究を進めた多くの院生たちが、ほとんど集まってきていた。多くの院生が、ゼネコンで音環境の研究者として活躍している。素晴らしいことだね。
お開きの前には、だいたい同じような年代ごとに区切って、関口先生夫妻と記念撮影(写真)。昔の仲間に会ったら、30年前のことが昨日のことのように感じられた。人間の記憶って面白いもんだ。
関口先生、ご苦労様でした! |
Posted by
mojosgy
at
23:00
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