July 15, 2009
「モバイル広告大賞」贈賞式に出席
朝、起きたら素晴らしく晴れていて、窓から外の輻射熱を感じる。これは暑くなりそうだ。 午前10時半にお茶の水東京本校2階の事務局へ。そこでスタッフのデスクを借りて仕事開始。シフトで昼から出社してきたスタッフたちは、暑さでぐったり、やっと学校に着いたという感じだった。 スタバでランチをして、午後1時過ぎ、ANAインターコンチネンタルホテル東京へ。今日は、モバイル広告大賞贈賞式なのだ。審査員の一人として出席させてもらうことにした。 午後2時、主催者のディーツーコミュニケーションズ藤田社長が、挨拶と最近のモバイル広告を取り巻く環境について講演。 調査によれば、B2C企業がモバイルサイトを構築いる率は、すでに半分以上。そのうち今年、予算を昨年並みか、さらに伸ばすとういう企業は、90%以上とのこと。この経済状況下を考えれば、モバイルサイトの効用が認められている証拠だね。 その後、各部門での賞の発表があり、最後にグランプリの発表となった。 グランプリは、すでにこのスギヤマスタイルでも紹介したけれど、日本マクドナルド社の「トクするアプリ(おサイフケータイ) / トクするケータイサイト」。 実は、モバイル広告大賞8年目にして、ついに出たグランプリなのだ。ということで、ぼくも審査員を4年やらせてもらっているので、贈賞の瞬間はちょっと感慨深かった(写真Click!)。 その後、グランプリを受賞した日本マクドナルド・イーマーケティング本部の宇井さんが記念講演。ケータイの会員が100万人になるまで3年以上かかったとのこと。しかし、そこから爆発的に会員数が増えていき、現在1300万人の会員となっており、まだまだ一月あたり、数十万人の単位で増えているとか。凄いね。 しかし、10歳から80歳までに調査を行った結果から、ここ1年間で、マクドナルドに一度は来店したであろう日本人は8000万人とのこと。気が遠くなるような数字だ。ということで、マクドナルド原田社長には、5000万人というケータイ会員数が見えているようだ。 今回、審査員たちが、ついにグランプリを出したのは、日本マクドナルドの取り組みに、これからのデジタルコミュニケーションを基盤とするB2Cビジネスのひな形を見たと思ったからだ。 それは、ブランディング、広告、マーケティング、販売促進、さらに店舗オペレーション効率化まで、すべてが取りこまれているサイクル。藤田社長がいう「24時間30cm以内」のケータイだからこそ、できることだ。 ケータイの限られた大きさの画面でいかに訴求するかということで、今年、優秀賞に選ばれた作品は、どれもエンタテインメントが上手に盛り込まれていた。 デジタルハリウッドでは「すべてをエンタテインメントにせよ!」という理念をかかげているが、日本のモバイル広告の世界から、まさにその世界に突入し始めた感じがした。 受賞後、マクドナルド宇井さんからいただいた名刺は、新メニューMcHotDog型だった(写真)。思わず微笑んでしまった。こういうところからも楽しさが湧いてくるね。 その後も、モバイル広告についての講演が続き、5時前にセミナー部分も終了。秋葉原へ戻る。 午後6時、日本IBM社のストラジティック・アライアンス部門の方々3人と、クラウドコンピューティングなどについて、ミーティング。 午後7時半、メインキャンパスで、大学運営スタッフと打ち合わせ。午後8時から、毎月定例の大学教員会議。100分ほどで切り上げ、9時40分に終了。 その後、秋葉原からお茶の水に移動し、本部でパンフレットの打ち合わせをして、午後11時、本日終了。 |
Posted by
mojosgy
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23:00
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