July 09, 2009
映画「HACHI」製作総指揮ポール・メイソンさんが特別講義
![]() | 9時、東京本校1階セミナールームで、全社員総会。 株主総会が終わり、今期の体制が確定したので、その報告。柴田社長が会長に、古賀副社長が社長に、そして廻さんが取締役となる。柴田会長からは、ビデオメッセージと共に、スクリーン両脇のバナーがリニューアルされて届いた。有り難い。 古賀・新社長、廻・新取締役からの挨拶で、予定時間をはるかにオーバー。スタッフたちに伝えたいことが、たくさんあるというわけだ。いいことだね。最後に、ぼくが15周年となる思いを述べされてもらったのだった。 午前11時、広報と打ち合わせをして、すぐに秋葉原のオフィスへ。11時半、特定社会保険労務士として、ご自分の事務所を開設された吉川さんが、近況を報告に来てくれた。 午後2時、メインキャンパスで、福岡のロボットベンチャーのメカトラックスの永里壮一社長とミーティング。 ロボキャッチャーという同社の当面のメイン商品について話し合った。ロボキャッチャーは、ゲームセンターにあるクレーンゲーム機と同じタイプのもの。ただし、クレーンではなく、ロボットを操作して景品をゲットするのだ。 この開発のため、同社は、徹底的にロボットの耐久性テストをやったとのこと。例えば歩行テストでは、専用のテストベンチを開発して歩かせている。その様子がYouTubeに「ロボランナー」というタイトルでアップされているのだが、なんだかロボットたちのがんばりが伝わってくるようだった。 永里社長は、本学の学生たちから、ぜひいろいろアイデアが欲しいということで、秋には実機を大学に持ってきていただくことになったのだった。 午後4時、お茶の水へ。東京本校8階で、メタバース協会の理事たちで打ち合わせ。いろいろ話し合わなければならない事柄が多く、2時間半ほど、真剣な議論になった。 午後7時ぎりぎりに秋葉原メインキャンパスへ。今日は、大学院の「デジタルコンテンツ産業概論」の講義。今日のゲスト講師は、ボトルキューブ社の川口達也社長(写真)。 いろいろなプラットフォームのゲーム開発をやっているボトルキューブ社だが、今日は、とくにiPhoneゲームアプリの世界について話してもらった。同社では、すでに30ほどをapp storeで販売。良く売れたものも、そうでなかったものも、いろいろな例を話してくれた。 最近、映画「蟹工船」のキャンペーンを兼ねたゲームをapp storeに出したところ、しばらく世界13ヶ国でゲーム部門1位だったとか。そんなことが起きる、iPhoneアプリの世界は、まだまだ夢がありそうだ。 そういえば、明日は、docomoからグーグルフォンが発売、明後日は、日本でのiPhone発売から、ちょうど丸一年。どんどんケータイの情勢は、進化していっている。川口さんたちには、ぜひ国際的に成功していただきたいね。 講義が終わったところで、ぼくは、同じメインキャンパスで午後8時から始まっていた特別講義『映画「HACHI」制作総指揮ポール・メイソンが語るハリウッド映画の製作術』に参加。 「HACHI」のプロモーションのために主役のリチャード・ギアと共に来日していたところを、お願いしたのだ。映画プロデュースに関する著作もあるメイソンさんは、快く講義を引き受けてくださったのだった。 いつものように高橋光輝先生がモデレーターとなり講義は進行。通訳には、本学の英語カリキュラムの主任の松崎武志教授が当たった(写真Click!)。 この講義には、本学の学生と院生だけでなく、外部からも多くの映画ファンが駆けつけていた。じつはポール・メイソンさんは、数多くのゾンビ映画の脚本や総指揮をされており、メイソンさんに一目会いたいという方もいらしたのだ。その代表格として、KNNで有名な神田敏晶さんが質問をしていた。 また、今回の「HACHI」製作のきっかけになった日系の映画プロデューサーVicky Shigekuni Wongさんと、もう1人のプロデューサーBill Johnsonさんも会場に来ていて、先輩であるポール・メイソンさんのトークを楽しそうに聴いていた。「HACHI]という映画が、とても暖かい雰囲気の中で製作されたのだろうと想像できる感じだった。 まさにデジタルハリウッドらしい特別講義。ぼくも勉強になった。それにしても、盛りだくさんの一日だったね。 |
Posted by
mojosgy
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23:30
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