CICAF・2日目(その2)
 | 午後からは、展示会場をじっくり見る。人もだいぶ多くなってきていた(写真Click!)。
2階の大きなブースが集まっているところでは、アニメ作品ごとのブースと、中国国内の大学の凝ったブースが目を引く。
日本で、大学がアニメ産業に向けて、アニメを教えるということは、少ないと思うのだが、中国では非常に多くの大学がアニメ制作を教えているのだ。お陰で、デジタルハリウッド大学との提携を申し出てくれる大学が多くある。有り難いことだ。
中国指導層は、以前のフランスのように、日本アニメが、自国の文化を損ねることを危惧していると思う。事実、国内アニメ産業保護という観点から、公認サイトから流しているアニメにも、テレビアニメと同様の基準が適用されるとのこと。
1960年代中頃、ビートルズなど英国のバンドが、アメリカで急激に人気になり、その不良っぽさが健全なアメリカ社会を襲ったとされ、British Invasionという言葉で語られた。
そのとき、アメリカの音楽界は、そのカンターとして音楽のプロとテレビのプロたちが周到に準備し、オーディションで集めたメンバーでMonkeesを作り、アメリカのお茶の間を取り返した、なんていう歴史を思い出した。
フジテレビは、そんな中国の方針の中で、中国国内の企業と合作を行うことで、むしろMadi in Chinaとして、アニメビジネスを推し進めるということなのだろう。富士電視台のブースのバナーにも気合いが入っていた(写真)。
2階は夕方5時で閉まるのだが、1階と地下は、アニメ関連グッズの販売店が何百と並んでいることから、その販売促進が目的なのだろう午後8時半までやるとのこと。
裘さんとぼくは、5時に引き上げて、ホテルへ。ランチを食べずに会場にいたので、もうかなりお腹が空いていた。
CICAFの関係者は、ホテルでのバイキング形式の夕食が出るということを知り、午後6時過ぎから、早めの夕食。
途中、ボランティアで日本人のアテンドなどをしていた地元の大学生が、ぼくたちの席に加わり、いろいろな話をした。面白かった。
午後8時、部屋に戻り、中国の若者向けテレビ番組をザッピングしながら、パッキング。こちらのテレビチャンネル数は、半端じゃないね。
テレビを見ていて、いろいろ思うところがあった。これについては、明日にでもブログにアップしたいと思う。 |
Posted by
mojosgy
at
23:45
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