March 31, 2009
TEDxのミーティング、夕方IMJで審査会
![]() | 3月31日、まさに年度末の日が始まる。 朝8時半、御茶ノ水へ。スタバにそのまま飛び込む。いつものようにクロワッサンとラテを食べながらメールチェック。 9時半、東京本校ゼミナールームで定例の全社員総会。今日は、新年度の計画を皆で共有することが主眼。おかげさまで、デジタルハリウッドは、明日から第16期だ。 経営陣からのメッセージ、そして各事業部からのプレゼン、新たなプロジェクト発足の発表が続く。ほとんどの企業が大きな打撃を受けている中、ぼくたちは意気消沈しているわけにはいかない。 良い未来を創るには、ひとり一人が新たな世界で活躍できる人材に育たなければならないからだ。そこがデジタルハリウッドの存在意義だと思う。 午後1時、秋葉原メインキャンパスへ。TEDx TokyoのオーガナイザーTodd Porterさん(写真)らと、ミーティング。こちらも、古賀さん、アダムさん、ぼくが対応。 TEDxは、オリジナルのTEDから世界へスプレッドアウトしたものとのこと。世界各地、それぞれで活動が活発化しているとのこと。 TEDは、Technology Entertainment Designのこと。なんだかデジタルハリウッドのことみたいだね。このTEDはカンファレンスとして、1984年からアメリカで行われていた。創始者はRichard Saul Wurman。各分野のキーマンが講演をして、参加者と共に、新たな世界を創造する瞬間を共有するという感覚の集まり。 初回のTEDでは、AppleからMacintosh、SONYからCompact Discが、このカンファレンスを通じて一般公開となり、それ以後、伝説的なカンファレンスとなったのだ。 第4回目は、1993年「TED4 KOBE」として、唯一アメリカを出て行われた。このとき、メディア・ラボ所長としてニコラス・ネグロポンテ教授らが参加。 じつは、ぼくも、「TED4 KOBE」に参加した。そこで近未来のインタフェースとして、ハイビジョンの解像度をリアルタイムCGで動かして、空間に浮遊する三次元アイコンに近づくと、その内容が開くというWindow以後の世界を提案。そして、そのときのユーザーの関心のベクトルにより、空間に配置されている三次元アイコンが瞬時にお互いの位置関係を変化させるというアイデアもデモしたのだった。って、今日、久しぶりに思い出したのだけどね。 そんなわけで、TEDのことは知ってはいるけれど、最近は、まったく追いかけてなかった。そのTEDが、TEDx Tokyoとして今年、東京で行われるとのこと。 Toddさんが、デジタルハリウッドにシンパシーを感じていただいていたようで、TEDx Tokyoに向けて何かいっしょにできないか?という話。大学生といっしょに何か面白いことをできそうで、ワクワクした。 午後5時、五反田のIMJへ。今日は、半年に一度、IMJグループの内部でやっている「IMJクリエイティブアワード」の審査会。 IMJグループには、1000人近いクリエーターたちが所属している。その彼らが、あらゆるタイプのクライアントに向けて、プロとして仕事をしている。その仕事を評価するということは、純粋に作品を評価するコンテストとは違う玄人の世界がある。これもとても面白い。 集まった審査員たちとも、いろいろ議論(写真Click!)をしながら、審査を進めたのだが、感想としては、いよいよ企画も技法もメディアも、とにかく融合してしまったなということだ。 WEB、広告、ケータイ、ゲーム、放送など、それぞれ業界として独立して存在していることも、そろそろ意味が無いなあと強く感じた。 午後7時半に審査終了となった。大学のスタッフに連絡をとり、とりあえず電話で用が済んだので、今日は、ここで仕事修了として、高円寺に帰ったのであった。 |
Posted by
mojosgy
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22:00
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