March 08, 2009
福岡ゲーム産業就職フェアin東 と GEISAI#12
午前10時、メインキャンパスのあるダイビルのコンベンションホールへ。今日は、ここで、ぼくが3年ほど会長を務めさせていただいている福岡コンテンツ産業拠点推進会議主催の「福岡ゲーム産業就職フェアin東京」があるのだ。 さっそく5階の会議室で、福岡ゲーム産業を牽引する三羽烏、レベルファイブの日野社長、サイバーコネクトツーの松山社長、ガンバリオンの山倉社長と歓談。 10時半、すでに会場には、350人ものゲーム産業への就職を希望する学生たちが集まっていた。まず、ぼくが主催者を代表して、挨拶とエールを送った。 その後、エンターブレインの浜村社長がナビゲーターで、ゲーム産業の醍醐味や福岡で働く楽しさなどを、3人の社長と共に説明(写真Click!)。ぼくも客席で聴かせてもらう。 とくに福岡のゲーム産業が、他の地域と異なるのは、ゲーム産業10社が参加するGFFという組織が、県庁からのバックアップ、そして九州大学との連携をとって、産官学での良い協力体制を築いていることだ。産業振興の良い例といえるだろう。 午後からは、10社それぞれの会社説明会が、ダイビル内の会議室などで夕方まで行われるというスケジュール。ぼくは、お昼で失礼して、お台場の東京ビックサイトに向かった。 新橋から’ゆりかもめ’に乗り、「国際会議場正門」駅へ。今日は、東京ビックサイト東1ホールで世界的なアーティストとなった村上隆さんがチェアマンを務める「GEISAI#12」へ。 村上隆さんの現代芸術に対する熱い思いから始まっているGEISAI。表現技術も方向性も年齢も、すべて違うといえるような作品が細かく区切られたブースに、次々と並んでいる。 1000組近い参加者とか。中にはアーティスト本人がパフォーマンスをしているブースもあった(写真)。雰囲気は美大の文化祭みたいだ。来場者もなかなか多かった。 ぼくは、どんな表現であっても、作った本人が、芸術だと言い切るのなら、それは芸術として、こちらも見なければいけないと思っている。 だから3秒で作れるように見えるものでも観賞はするけれども、やはり技術の精進があって初めて到達できるような表現をしているものが好きなようだ。 頭が混乱するぐらい、いろいろな作品を見ていく中、一番知りたくなったのは、「なぜ今、この人は、この作品をこのように作ったのか?」という理由だった。そして、気にかかった作品の脇に立つ作者に質問をして歩いた。理解できたり、理解できなかったり、とても面白かった。 3時間ほど、見て回り、表彰式が始まる前に退散。もうお腹いっぱいという感じだった。アーティストとして生きることの重い部分と軽快な部分の両方を感じたのだった。 家に戻り、さすがに疲れが出て、そのまま寝てしまう。午後9時、家族と夕食。一日が終わった。 |
Posted by
mojosgy
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23:30
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