January 19, 2009
天野昭先生の最終講義
![]() | 今日は、朝、メインキャンパスで、ぼくが1990年ぐらいから、ずっとお世話になってきた天野昭先生の最終講義(写真)。天野先生は、ぼくの心の師なのだ。 天野先生は、若い頃からメディアのプロデューサーとして活躍され、1983年には、新しいコミュニケーションの時代を先導する月刊ニューメディアを創刊、以来、デジタルメディアについての辛口ジャーナリストとして、また大学教員として活躍されてきた。本学では開学時から、お世話になってきた先生だ。 最終講義では、映画「楢山節考」の内容を説明されながら、人間の心についての話をされた。「人間の持っている心の虚偽への理解が必要」という言葉が、とても深く響いた。 そして、「あきらめ、それは、ひとつの合理化である」という言葉は、学生たちだけではなく、ぼくにも向けていただいた言葉だと受け取った。 合理化してしまえば、納得できるとしても、それをやっては物事は成就しないという意味でもあると思うのだ。そして、先生から「執念」という言葉もいただいた。素晴らしい最終授業だった。 午後2時からは、定例の社内監査。主にセキュリティ関連のチェックだ。 2時45分、大学院スタッフと待ち合わせて、大手町にあるオプト社へ。今日は、オプト社執行役員で、大学院で教えている福岡裕高教授の教員表彰。日頃の感謝を述べさせていただいた。 大学院では、すべての毎回の授業で、院生による授業評価が行われている。ということで、学期ごとの評価が出るのだ。上位3番目までの先生に、小さなトロフィーを差し上げているのだ。教員評価が根付いている本学らしい特徴だ。 セカンドキャンパスに戻ると、そこでは、小倉以索先生のゼミの最終発表会が行われていた(写真Click!)。ジャンルを超えた映像作品を制作するゼミなので、なかなかの人気ゼミだ。初めての大学からの卒業制作ということで、小倉先生も楽しみにされていた。 午後7時からは、メインキャンパスで、定例の大学教員会議。後期も大詰めということで、報告事項が多く、議事進行がたいへんだった。8時半過ぎに終了。 その後、オフィスで仕事を片付けて、10時に小倉以索ゼミの打ち上げにスタッフと共に途中参加。場所は、神田神保町の「カフェ フルーク」。元デジタルハリウッド大学院スタッフの高岡要吏子さんがオーナー店長のカフェだ。 11時で打ち上げが終わり、本日終了となったのだった。 |
Posted by
mojosgy
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23:59
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