January 13, 2009
石灰石が主原料の紙
午前10時、直接、秋葉原のオフィスへ。今日は、ずっとオフィスに籠もる予定。ランチも部屋で済ます。 午後1時、TBMエージェンシーの田口厚社長が訪ねてくる(写真)。田口さんは、その昔、東京本校の研究所内に、苅宿俊文先生(現青山大学教授)の「学習環境デザイン研究工房」があった頃のメンバー。そのときは大学生だった。 時は流れ、32歳になった田口さんは、WEB制作会社の社長をやっているのだが、今、力を入れているのは、関連会社が輸入元となったという石灰石から作られた紙の啓蒙活動だ。 一頻り、昔話をした後、さっそく田口社長が持ってきてくれたサンプルを見た(写真Click!)。見た目は質の良い紙という風合いなのだけど、触ってみて驚いた。手触りがまったく違うのだ。少し重さを感じるし、しっとりしているのだ。 開発したのは、台湾の会社とのことで、すでにヨーロッパでは、ViaStoneという商標で知られ初めているとのこと。 この紙、木材パルプをいっさい使わない。また石灰石は色が白なので漂白もいらない。また燃やすと石灰が残って再利用できるという画期的なエコ商品。 さらに、強度がある。ひっぱっても、そう簡単に破れない。さらに耐水性が高くて、水を吸わないのだ。サンプルをぐちゃぐちゃにしたり、細かく折りたたんだりしたのだが、折り目が深くはつかず、耐久性もとても高そうだ。 すでにハーゲンダッツのエコバックや、北京オリンピックの日本選手のためのランチョンマットなどに使用されたそうだ。コスト高は、同じ仕様の通常紙に比べて1〜2割とのこと。繰り返して使えることを想定するなら、むしろ安いというわけだ。 日本では、まだ商標を完全には確定していない段階とのことだが、ストーンペーパーについてサイトに紹介されているので、興味のある方は、ぜひチェックを! 今年は、衆議院選挙があると思うが、雨風にさらされる選挙ポスターには、このエコ商品は最適だね。 夕方、予定していた会議がキャンセルとなる。その後は、ずっとオフィスに籠もって、いろいろ頼まれたものの原稿打ち。 午後8時半、今日は早めに上がった。 |
Posted by
mojosgy
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20:30
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この記事へのコメント
初めまして(^-^)v
応援してま〜す。
頑張ってくださぁい(^o^)/♪
応援してま〜す。
頑張ってくださぁい(^o^)/♪
Posted by
かりん
at
January 14, 2009 16:03
はじめまして
パルプじゃなく石灰が原料の
紙ですか?
書き心地などはどんな感じなんでしょうか?
パルプじゃなく石灰が原料の
紙ですか?
書き心地などはどんな感じなんでしょうか?
Posted by
水虫治療プロジェクト
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January 14, 2009 18:13
早速サイト見ました。
すごく興味がわく商品ばかり。
ぜひ日本でも実用化してほしいものです。
すごく興味がわく商品ばかり。
ぜひ日本でも実用化してほしいものです。
Posted by
足立区で会社設立してます
at
January 15, 2009 16:07
石灰石で?すごいですね。
ハーゲンダッツに使われているとは!
今度意識して買ってみます!
ハーゲンダッツに使われているとは!
今度意識して買ってみます!
Posted by
税理士の決算 報酬高くない?
at
January 15, 2009 16:09
興味深いですね。
エコは大事ですよね。
先生、応援しています♪
エコは大事ですよね。
先生、応援しています♪
Posted by
ネクタイ美人
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February 07, 2009 17:00