December 12, 2008
SIGGRAPH ASIA 3日目(その1)
![]() | SIGGRAPH ASIA 3日目。 朝、8時半、ホテルからタクシーで、チャンギ空港近くのビジネスパークの中の大きなビルに入居しているLucasfilm Animation Singaporeへ。今日は、ここでSIGGRAPHとは別に教育者向けのプログラムがあるのだ。 このスタジオでは、今、サンフランシスコのLucasfilm Animationと一体となって、Star Wars: The Clone WarsのTVシリーズを制作していて、ちょうど1st seasonを完成させたところ。実際の放送は、この秋からCARTOON NETWORKなどで開始されている。 ビルに着くと、入居しいる会社の看板のところに、Lucasfilmの名前だけ無い。受付では、まずNDAにサインをしなければならない。当然のことだけれどね。 ちょっと場所がわかりにくかったせいか、参加者が集まったのは、予定より30分遅れて9時半。40人近い教育関係者が集まったが、そのほとんどは大学の先生たち。しかし、日本人の参加はぼくを入れて3人だけだった。 今日の講師 は、ILMでキャリアと積んだ後、いくつかの大学でCGカリキュラムのヘッド教授として活躍し、Singaporeでのプロジェクトのために、再度Lucasグループに戻ってきたというTed Leckmanさん。 部門としては、TVシリーズ、映画のVFX、ゲーム制作部隊があり、今後も増やしていくとのこと。わずか4年ほどで、280人ほどの制作会社に成長しており、そのうち240人ほどがクリエーターとのこと。 制作として求められるレベルは、本体のLucafilmと変わらないクオリティということで、クリエーターの確保は容易ではないとのこと。 Leckmanさんは、「サンフランシスコなら、他のVFXスタジオで十分にキャリアと積んだクリエーターから選んでLucasで働いてもらえば良いので、会社として、社内教育ということに取り組んだことが無かったんだ」と話を切り出した。 アジアでの目的は、ここから新しいクリエーターの卵を見つけ育てて行くということなので、学生のための半年の訓練プログラムを作り、最初の成果が出たとのこと。これからも、そのプログラムを続けていくので、ぼくたち教員に、そのプログラムがどのような目的と内容を持ち、そして、どのような学生ならプログラムを受けることができるのかを説明してくれた。基本Singaporeに住んでいることが条件とのことだった。 11時過ぎに終了。チャーターバスで、SIGGRAPHの会場まで送ってくれたのだった。 午後2時、会場で、電通シンガポールの紹介で、シンガポール政府関連のMDAというメディア・コンテンツ政策の実行機関の方々とミーティング。 場所は、同じSuntecで行われているASIA TV Forumの会場内。ここで、あるシンガポールの大学が開発している2Dアニメ制作ツールを見せてもらった。国の支援で、このようなツール開発を行っているわけだ。ぜひ日本のアニメ制作会社と協力体制を作りたいとのことだった。 その後、SIGGRAPHに戻り、Art Galleryを見る。今回、Art GalleryとEmarging Technologiesの両方のChairは、東京都現代美術館の森山朋絵さん(写真)が務めた。昔からの仲間のひとりだ。世界中から応募があるわけだけれど、今回は、展示スペースが限られていたので、選出はたいへんだっただろう。 午後3時45分からは、「Challenges for High-Quality Production and Training of Staff in Asia」というテーマのパネルを見る。モデレーターは、Polygon Pictures社長の塩田周三さん。 このパネルには、ムンバイのRhythm & Hues India、シンガポールのLucasfilm Animation Singapore 、香港のImagi Studios からパネリストが出たのだが、このトークは、塩田さんの采配がよくて、どんどん真実の姿に迫っていった。本当に面白かったし感銘もした(写真Click!)。 エンタテインメントの世界でクリエーターをやること、また制作会社を立ち上げることの意義について、改めて考えさせられた。日本以外のアジアで起きていることは、国を超えてのプロダクション作業。日本というのは、良くも悪くも、まだ鎖国状態のような気がした。 本日、夕方からの分は、もう一本、アップする予定。 |
Posted by
mojosgy
at
18:00
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この記事へのコメント
日本はまだ鎖国状態というか島国状態とも言えますね。
話は変わりますが、ITがからむ犯罪に対する対策もそうです。日本で起きている犯罪でも
舞台はアジア。
アジア諸国に比べ、腰が重いように感じます。
話は変わりますが、ITがからむ犯罪に対する対策もそうです。日本で起きている犯罪でも
舞台はアジア。
アジア諸国に比べ、腰が重いように感じます。
Posted by
免許更新
at
December 21, 2008 20:27
面白ね
Posted by
もけもけ
at
May 16, 2010 02:54



