December 10, 2008
SIGGRAPH ASIA 1日目
![]() | SIGGRAPHの朝は早い。ホテルで朝食を済ませて、朝8時、大通りを渡った目の前にあるSuntec Singapore International Convention & Exhibition Centreへ。 さっそく1階で登録をすませる。今日は実質的な初日。展示会やアニメーションシアターは、明日からだ。 ぼくは、Autodeskが主宰しているEducation Summitに出た。Sony Imegeworks、EAといった産業側と、フランス、オーストラリアなどの学校から、CG教育に携わっている専門家たちがパネラー。聴衆たちも、ほぼ全員が、各国でCG教育に携わっている人々だ。 いろいろ立場は違っても、教育についての問題意識は、かなり共通していると感じた。 ・アートよりに教えるのか?、技術よりに教えるのか?という今も昔も変わらないCG界の古典的問題。 ・ほとんどの学生が、アニメーターに成りたいという希望を当初持っているが、それに対して、いかにCG制作の仕事が幅が広く、また、ハリウッドの有名スタジオで働くことだけが、ゴールではないことを教えるか? ・ネットの中で育ってしまったジェネレーションの学生たちに、いかにリアルなコミュニケーション能力をつけて、実際の制作現場で、チームの一員として働けるようにするか? ・アジアの学生たちが、国を超えて組まれる制作チームで働くために、英語教育を組み込む必要がある。 まさに、ぼくが長年、そう思って、デジタルハリウッド大学に取り入れてきたことだけれど、世界の教育関係者たちが同じ問題意識を持っているのだなと思った。 ハリウッド関連の人々は、企業も学校も教育カリキュラムなど、ノウハウを公開したり共有したりして、すでにアメリカ国内での教育を進めているという状況がある。 そして、それをアジア・オセアニアにも広げていきたいという感じが見えた。熱心に聴いているアジアの教育関係者の中に日本人はほぼ誰もいない状況。 ぼくは、それを悲観的にも見ているわけではない。何事もシステマティックに解決して行こうという欧米型と、それぞれの学校や先生の教育スタイルに、外から干渉しない日本の教育文化の違いかなとも思ったのである。 12時に終了して、アートギャラリーへ。公開は明日からということで、東大の河口洋一郎先生が、展示の準備をしていた(写真)。河口先生のアート作品が見られないSIGGRAPHというのは、考えられないね。 午後3時、ホテルのロビーで、シンガポール駐在の電通の方々とミーティング。ちょうどSIGGRAPH ASIAと同じ会場で、アジアのテレビ番組関係のトレードショーASIA TELEVISON FORUMをやっていて、日本からも、ヨーロッパからも、多くの放送番組制作関係者も、シンガポールに来ているのだ。 午後4時半、SIGGRAPHの会場に戻る。日本の関係者の方々と来年、横浜で行われるSIGGRAPH ASIAのことについて、いろいろと話す。 午後6時からは、TheatreでSIGGRAPH恒例のFast Forward Session。明日から発表される59の論文の著者が、50秒という時間で、パワポを使いながら論文の紹介をするのだ。これを見るだけでも、非常に広い領域を持つCGの研究の最前線を理解できてしまう。 また、このSIGGRAPH ASIAからSketchも発表に加わった。Sketchというのは、これから良い研究に発展しそうな論文。今回は40の論文が選ばれていた。合計で2時間、濃い時間を過ごした。 午後8時に終了し、Theatreでいっしょになった週刊アスキーの福岡俊弘さんと、近くの海沿いにある屋台村へ行き、夕食。2時間あまり、いろいろなことを話しながら楽しいときを過ごした。 福岡さんは、出てきた料理を、さっそくケータイで撮り、ご自身のBlog「西新宿で健気に働く元編集チョの日記」にアップ。リアルタイムでのアップには、ケータイが必需品だね。 10時半にホテルに戻り、1日目が終了。 |
Posted by
mojosgy
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23:30
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