December 04, 2008
eneloop誕生の話を聴講
![]() | 午前10時、秋葉原セカンドキャンパスのオフィスへ。 午後1時、メインキャンパスで、シンガーソングライターのMIRCheeさんとプロデューサーの白浜久さんとPV制作について打ち合わせ。MIRCheeさんの独自の世界観は、映像クリエーターを目指す学生たちを刺激しそうだ。 午後3時から大学の教員関係の委員会。4時に終了。 午後6時からは、7階に上がって野中ともよ先生のゼミを聴講させてもらう。今日はゲスト講師を呼んでいらしたのだが、ぼくが会いたかった三洋電機のeneloopの産みの親のひとり、SANYOアドバンストデザインセンターの清水正人所長(写真)。 野中ともよさんが、2005年にSANYOの会長兼CEOに就任したとき、Brand Visionを「Think GAIA」というシンプルな言葉として表現し、部門を超えデザイン戦略を統一することにより、それまでのSANYOとは一線を画す製品群が、マーケットに投入されていった。した。 Think GAIAには続きのフレーズがあり、それが「For Life and the Eerth」だ。このことを起点に考えられたデザインアイデンティティが、共生、共鳴、誠実、愛着、知性、感動という6つのワードだったとのこと。 そのすべての要素を体現できたのが、eneloopではないだろうか? Lohasの女性をターゲットユーザーとして開発された充電池は、今や性別や世代を超えて世界的な大ヒットになっており、内外のデザイン賞などを数々と獲得している。 すでに6000万本が売れたということがだ、充電して1000回使えるということで換算すれば、これは通常の電池の600億個分。廃棄される電池を千分の一にしたともいえる。 災害時など、いざというときに電池が切れていることが多いのだが、eneloopの1年後も85%の電力が残っているという低自己放電の能力は素晴らしいと思う。だから充電池にもかかわらず、買ってきて充電せずにすぐ使えるのである。もちろん、ぼくもオフィスでも家でも使っている。とくにいくつもの賞をとった最初の充電器は美しい(写真Click!)。 さて、さんの1時間あまりの話には、ほんとうに感動した。それぞれの機器のデザイン、開発部門、工場もすべて異なる地域でオペレーションしてきた大メーカーの中で、どのように部門に散らばっていたデザイナーたちが、ひとつのビジョンに向かって走り出せたのか? それは、出来の良かった回のNHK「プロジェクトX」シリーズのさらに上を行く話だった。根底にあるのは、人が変化して成長していく話。そのまま映画のシナリオにしたら、演出がベタすぎると言われかねないほどの感動秘話。でも、それが真実なのだった。 その後、0時半までオフィスで仕事をして本日終了。 |
Posted by
mojosgy
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23:59
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