November 30, 2008
九州大学で「アジアデジタルアート大賞」の審査会
![]() | 午前9時半に羽田空港に着く。カフェで朝食をとり、10時半のフライトで福岡へ。今日は、九州大学で「アジアデジタルアート大賞2008」のエンタテインメント部門の審査会なのだ。 午後1時に九州大学大橋キャンパスに着く。ここは元・九州芸術工科大学のキャンパス。地元では「芸工大」と言うとここに連れてきてもらえる。 アジアデジタルアート大賞のエンタテインメント部門は、今年から設けられた部門だ。ぼくは、アジアデジタルアート大賞が、高い見識を持って運営されてきたことを常々素晴らしいことだと思ってきた。そういう意味では、デジタル作品たちを、モダンアートの流れで捉えるのか?、エンタテインメント作品としてと捉えるのか?では、その立場にかなり差があるわけだ。 しかし、アジアデジタルアート大賞を支える福岡県としては、芸術振興だけでなく、産業振興ということも、もっと取り入れたいという思いで、この部門が出来たのだと思う。そういう意味で、この部門の審査員には、福岡を拠点とするゲーム会社レベルファイブの日野晃博社長、そして日本を代表するCMディレクターの中島信也さん、そしてぼくが、さらに加わることになった。 審査は、九州大学の源田教授のコンダクトのもと、早稲田大学坂井教授、上海音楽大学金教授、そしてエンタテインメント部門のみ参加の日野さん、中島さん、ぼくという6人。もちろん、議論白熱。これが実に凄い経験になるのだ(写真Click!)。 ぼくは年間でみると、けっこう多くのデジタル系コンテストの審査員をやらせてもらっている。小学生の作品からプロがプロ向けに制作したものまで、幅も広く、また点数も多い。頭も使うし、時間もかかる。 しかし、事前審査を終えて、審査委員たちが集まる審査会に出ると、勉強になるだけでなく、最期には、知識の違い、価値観の違いを、どこかで集約して知恵が出て、一同納得の決着に至るのである。このプロセスに、じつは素晴らしい感動があるのだ。審査員に声をかけていただくというのは、本当に有り難いことなのだ。 午後6時、審査が終了。本学の学生がレベルファイブへの就職が決まっているので、そのことを日野社長(写真)伝える。すると今年は、2千人以上の新卒応募者から15人を取ったとのこと。ヒットを持っているゲーム会社は、就職戦線においても凄い人気となるわけだ。 その大橋から西鉄天神大牟田線に乗って西鉄福岡へ。そこからすぐのデジタルハリウッド福岡校へ行き、スタッフたちとしばらくコミュニケーション。 7時半に福岡空港へ行き、軽く夕食を食べて、8時半のフライトで羽田へ。10時半に羽田空港を出て、0時ちょっと前に高円寺に戻った。 |
Posted by
mojosgy
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23:59
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