November 27, 2008
ゲスト講師に藤村哲也さんが来てくれた!
昨晩遅かったので、今日は11時に秋葉原のオフィスへ。大学スタッフとの打ち合わせなどしながら、午後3時半まで部屋で仕事。 午後4時、東銀座のホテルで、映像産業振興機構(VIPO)の理事会。映像産業という言葉で誤解を生みやすいが、VIPOは、コンテンツ産業振興のために設立された組織。基本、映画、放送番組、アニメーション、ゲーム、音楽の5産業を中心に関連団体の代表者たちが中心に理事となって、いろいろな事業を行っている。 その代表的なもののひとつがコ・フェスタである。関係省庁も経済産業省、総務省、文化庁などと広く、さらに経団連のエンタテインメント部会とも連動し、ロビー活動も行っているのである。 午後5時半、メインキャンパスへ。今日は、「ベンチャー特論」の授業のゲスト講師として、藤村哲也さんが来てくださった。藤村さんは、映画流通の会社ギャガコミュニケーションズの創設者。現在は、フィロソフィア社長として日本のコンテンツ産業とハリウッド映画産業をつなぐ仕事をされている。 「日本とハリウッドをつなぐ」ことが必要だと論じられるが、実際にその仕事をすることは極めて難しいのである。まずハリウッドでは人脈がすべてに優先するような文化がある。 質の良い人脈というのは簡単に作れるわけではない。藤村さんの長年のハリウッドでの仕事が、ハリウッドのキーマンとの人脈を築いていったわけだ。 日本映画のハリウッドリメイクという仕事はもちろんされているけれど、藤村さんならではと思うのは、ゲーム会社のゲームコンテンツのハリウッド映画化という仕事をされているからだ。 日本といえばマンガとアニメが原作としても常に注目を浴びてきているけれど、日本のゲームも凄いと思うのである。 ゲームはインタラクティブにストーリーが展開するということが前提になっている分、まずはゲーム世界が詳細に作り込まれている。そこにそれぞれ、これまた詳細なストーリーを持つ魅力的なキャラクターたちが何人も設定されるのである。 このようなゲーム世界を、ハリウッドで熾烈に争っている脚本家たちに渡せば、そこから何本でも映画脚本ができてしまうはずだ。藤村さんの活躍は、ますます広がりそうだ。 午後6時半、オフィスに戻って、スタッフと打ち合わせ。午後8時から再度メインキャンパスへ。今晩は、学内の英語スピーチコンテストなのだ。ぼくは審査員として参加。 1年生と教員が協力して企画されたこのコンテストには、全部で8人の学生が参加。日本人学生だけでなく、英語を母国語としない留学生も参加した(写真Click!)。オーディエンスもたくさん集まった。 司会も英語、審査員も英語で質問。どの学生も英語はもちろんだけれど、スピーチの内容もよく練られていて素晴らしかった。審査に当たったネイティブ英語教員も、予想以上の出来ととても喜んでいた。午後10時に終了。 その後、そのままメインキャンパスの事務局で11時半まで仕事をしたのであった。 |
Posted by
mojosgy
at
23:30
│
TrackBack(
0
)