November 14, 2008
FDの件で、関西生産性本部からの視察
![]() | 9時半、直接、秋葉原メインキャンパスへ。大学の数ある委員会の中でも、本学にとっては大きな影響力を持つFD委員会。 大学と大学院から教員が出て、所謂、Faculty Developmentについて企画し方針をたて実行に移すということをやっているのだが、何事も基本理念や基本方針の共有無しには始まらない。いつもながら、その部分をいかに教員と学生で共有していくかという確認から始まる。12時まで、しっかり討議。 午後2時、デジタルハリウッド大学のFD活動を実際に視察されたいとのことで、関西生産性本部の学校経営品質向上研究会の視察団が、メインキャンパスに到着。 今日の視察団は、主に関西の大学関係者の方々。名門私大の学長や副学長の方々もいらっしゃる。ということで、案内をさせていただく大学教務スタッフもちょっと緊張気味。 キャンパスを見ていただいた後、さっそく本学の教育スタイルの中核になっている羽根教授の「アクティブラーニング」の授業を視察(写真Click!)。ぼくも最後尾に座って見学。 今日は、3年生の「アクティブラーニング」で、就職面接というシチュエーションでの自己プレゼンについて、その場でのビジオ撮影を利用してのフィードバックとインターラクションのある授業。視察された方々からは、その斬新なスタイルに驚きの感想があがっていた。 午後4時半からは、セミナールームで視察団の方々に、デジタルハリウッド大学の紹介と、大学院でのFD、大学でのFDについて、教務スタッフから詳細に説明。 大学院での毎回の授業評価とその結果の全教員での共有、そして教務から各教員への毎回の個別フィードバックなどのきめ細かいオペレーションについて感心していただいたようだった。 6時過ぎ、視察団の方々は、UDXビルで夕食。そして、午後7時40分、再びメインキャンパスへいらした。 今晩は、定例の教員研修。これも視察されるということ。まずは、いつものように羽根教授からFDの意義と、これまでの流れについて説明。 その後、ぼくが、大学の「すべてをエンタテインメントにせよ!」という言葉に凝縮した理念、また「Digitful World」というぼくの造語について説明。 その後、この教員研修のメインイベント。教員による模擬授業。今日の講師は大学院で「特ゼミ」という大学院で学習したことの集大成としてアウトプットを出す負荷の高い講座を担当されている小田実教授。 小田先生の模擬授業が始まる。教員たちは、学生の気持ちになって聴講。「特ゼミ」の第1回の講義という想定。始まった瞬間から全員が講義に引きつけられてしまう。 今日の教員研修には、大学と大学院の教員だけでなく、法人向け講座の講師たちも参加していたのだが、後の評価で全員感服状態という感想しかでなかった。 さらに、小田先生からの教育方法の種明かしとなると、その緻密な準備と演出にさらに感心。熱意の固まりのような講義の裏には、論理的な構成と小田先生の日本に対する熱い想いがあった。 午後10時前、教員研修が終了し、そのまま隣のセミナールームで、視察団の方々もいっしょに本学の教員たちと懇親会。ここでも小田先生は話題の中心だった(写真)。 11時過ぎに懇親会をお開きにして、午後11時45分、メインキャンパスを後にしたのであった。 |
Posted by
mojosgy
at
23:45
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この記事へのコメント
アクティブラーニング面白そうですね。
是非受けてみたいです。
是非受けてみたいです。
Posted by
みんなのFX
at
November 15, 2008 19:26
お疲れ様です。
FDうまくいくといいですね
FDうまくいくといいですね
Posted by
生活を改善して基礎代謝アップ
at
November 15, 2008 22:45