November 13, 2008
ゲスト講師に「魔法のiらんど」の鎌田さん登場
朝、直接、秋葉原メインキャンパスへ。 午前11時、大学で、CGアニメーションの指導をしている黒田順子先生と来年度の大学院ゼミの件でミーティング。 黒田先生は、1996年からデジタルハリウッドのCGアニメーションのメイン講師。ゲーム産業を中心に教え子たちは、それぞれの企業のトップクリエーターたちになっている。 いよいよ黒田先生が教えてきた大学生たちが4年生となったので、来年度からは、さらに大学院もみていただくことになったのだ。 12時半、本日の「デジタルコンテンツビジネストレンド」のゲスト講師、「魔法のiらんど」の安心安全インターネット向上推進室室長の鎌田真樹子さん。 実は、大学院の「デジタルメディア概論」で、ゲスト講師をお願いしたとき、非常に勉強になったし、コミュニティ運営者としての考え方に感動もした。そこで、ぜひ大学生たちにも伝えたいと思って、ゲスト講師をお願いしたのだった。 「魔法のiらんど」では、子供たち自らが、一人前の情報発信者として学習し訓練されて行くという仕組みがちゃんと組み込まれている。これがアイポリス。 何度聞いても、このノウハウは素晴らしい。すでに8年のキャリアを持つ、「魔法のiらんど」が産み出したアイポリス、今では、コミュニティ運営をしようというプロたちのコンサルティングをしているとのこと。 そして最期の話題は、ケータイのコンテンツやサービスのフィルタリング問題についての解説。思えば、平成18年11月、総務省大臣通達から始まったネット規制。 あのときは、年配の政治家の方々から、18歳未満はケータイ自体を持てない法律を作ろうという動きさえあったし、SNSなどすべてのコミュニティサイトへのアクセス制限など、極端な方向性が出ていた。 鎌田さんは、既存のものであれば、親や教師が、子供たちを適切に教育するということができるが、ケータイについては、子供たちのほうが高度に使いこなし、親や教師は経験が無いという世界、それだけにサービス事業者の責任が、社会から問われる状況と説明。確かに納得だね。そしてEMA(コミュニティサイト運用管理体制認定制度)について説明をしてくれたのだった。 学生たちは、「魔法のiらんど」社の活動に非常に共鳴したようだった(写真Click!)。 午後2時45分からは、南雲先生と来年からの開始される大学院での活動についてミーティング。 南雲治嘉先生は、デジタルハリウッドの専門スクールで、長く「イメージ・ビジュアルデザイン講座」を担当され、多くの卒業生たちから絶大な信頼と人気を持っていらっしゃる。つい最近も卒業生たちとグループ展もされている。 今年、先端色彩研究室を立ち上げた南雲先生が、大学院の担当教員の一人になるということは、卒業生たちにも、かなり噂になっている。ビジネスの世界とクリエイティブの世界を融合しようとするデジタルハリウッド大学院に、また一人素晴らしい先生に加わっていただけることになった。 午後4時過ぎ、セカンドキャンパスのオフィスへ。いろいろと読み込まなければならない資料が溜まっていたので、それを読みながら、メールでの通常業務。 午後10時、今日は少し早めに終了。 |
Posted by
mojosgy
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22:00
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