大阪から東京へ
| 午前10時にホテルをチェックアウトして、11時の「のぞみ」で東京へ向かう。
午後2時前、秋葉原メインキャンパスに到着。メインキャンパスでは、川元先生の撮影実習(写真Click!)が行われていた。
いつもながら、撮影に関する技術だけでなく、現場スタッフとしての振るまいやエチケットについて具体的に伝授されている。とても重要なことだね。
午後3時、セカンドキャンパスのオフィスへ。さすがに土日両日、長い講義をしたので疲れている。しかし、オフィスに来ると、やりたいことはたくさんあり、いつもの仕事モードへ。
さて、本学の学生たちは、すでに幼い時からゲームやケータイを通じて、デジタルコミュニケーションが世の中にあることが、当たり前という世代。今、その世代に影響を与えているのは、ポスト資本主義的な雰囲気だと感じる。
たとえば、4年生の谷岡くんは、休日を利用して無農薬の野菜作りにいそしんでいる。もちろん、その背景に地球環境問題やエコと呼ばれるものがあるのだろう。
とくに都会での野菜作りに興味があるとのこと。地産地消を進めていけば、都市空間も生産地となって良いわけだ。谷岡くんは、そのアナログ的な世界と、学んできたデジタルをなんとかして結びつけたいと言うのである。
「高度なデジタルコミュニケーションを使いこなしながら、自給自足的で心地の良いエコライフを送る」というような目標が、若い世代から出てきているのは、「大学を出て一流会社のビジネスマンになる」という世界観とは、本質的に違う感じを持つ。
じつは今、「高度なデジタルコミュニケーションを使いこなしながら、自給自足的で心地の良いエコライフを送る」ということを、ぼくのまわりの60歳以上の方々がトライされていることが多い。世界的な金融問題に翻弄され、目の前の課題山積の現役ビジネスマンたちが見る余裕の無い未来創りが始まっているのだと思う。
そんなことを考えながら、午後10時半に仕事終了とした。 |
Posted by
mojosgy
at
22:30
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