March 18, 2008
ASEAN-日本・賢人会議に参加
午前9時半、品川のプリンスホテルへ。今日は、ここで、The 1st meeting of ASEAN-Japan Eminent Persons Groupがあるのだ。訳せば‘賢人会議’ということになるのだが、ぼくが賢人の一人で良いかどうかは、自分では疑問が残るところだ。 ASEANは、今やインドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ブルネイ・ダルサラーム、ベトナム、ラオス、ミャンマー、カンボジアの10ヶ国になっており、ここには5億7千万人ぐらいの人が暮らしており、これからの発展が、まだまだ見込まれる地域となている。 ASEAN諸国と日本の関係については、1977年の‘福田ドクトリン’で謳った、イコールパートナーということが基軸になっている。そのとき5ヶ国だったASEANも今や10ヶ国、また21世紀、温暖化やテロ、中国、インドの台頭など、国際情勢も大きく変わってきている。 これまでのASEAN外相会議を始めとする数々の会議やアクションに、さらに‘賢人会議’を加えて、共同でできる新たなエリアや、これまでの包括的な協力の中でも、とくに力を入れるエリアなどを探索していこうということなのだろうと、ぼくなりに理解して、会議に臨んだ。 10時からの会議、ASEAN側の賢人たちは、外交の専門家ばかりで、ほとんどの方が大使経験者。それに対して、日本側は、外交の専門家だけでなく、財界人、ジャーナリスト、学識経験者など、外務省の人選なのだが、幅が広かった。その中でのぼくの役割は、もちろん「Cool Japan」に代表される新しい文化交流というところだろう。 今日の議長は、政策大学院副学長の白石隆先生(写真)。お互いに異なる視点で主張を述べる賢人たちをファシリテイトしていくなんて神業という感じだ。 途中、ランチやコーヒーブレイクをはさみながら、会議は5時まで続いた。会議室の状況は、まさにニュースなどでみる国際会議の雰囲気(写真Click!)。ぼく自身で経験するのは、まったく初めてのことだった。 第2回はラオスの首都ヴィエンチャンで行うということになり、5時に会議は終了した。 そのまま秋葉原セカンドキャンパスへ向かい、そこで、しばらく仕事をして、午後7時から大学院入試の面接。9時に終了し、オンラインスクールのスタジオへ遊びに行く。藤本社長が、特別講義をやっていた。 午後10時に東京本校に移動。運営のメンバーと打ち合わせをした後、オフィスに戻り、午後11時半に、本日終了。 |
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mojosgy
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23:45
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