SIGGRAPH Tour 4日目その2
 | 午後は、昨日まで、エキジビジョンを見たところで、興味が持てたところで、ゆっくり説明を聞く。
赤色レーザーを上下から発射して、リアルタイムで立体をスキャンするPOLHEMUS社のSCORPION(写真)は、スキャンしたときの穴が開き難く、とても使いやすく改良されていた。
アメリカでは、キャラクターや怪物など作るとき、必ず彫刻のスキルのあるクリエーターがモデルを作るので、こういう3Dスキャナーは、日本より頻繁に使われるている。
あいかわらず、いろいろなメーカーから、少しづつ方式の異なるモーションキャプチャーシステムが紹介されている。その中でも、注目を集めていたのが、organic motion社のStageだった(写真)。
このシステム、手のひら大の明るいLED照明付きのハイスピードカメラを何台か使って、人を撮影するだけで、リアルタイムで正確にモーションキャプチャーができるというもの。一般的なモーションキャプチャーのように、体にマーカーといわれる球形の反射板をつける必要がないところが、使いやすそうだった。
さらに、nVIDEA社のボードパワーを利用したリアルタイムレイトレーシングや、SONYのセルコンピュータを利用した4Kデジタルシネマ映像のリアルタイムでのカラーコレクションなど、圧倒的な計算力を利用したアプリケーションが印象的だった。
本日のその2、ここで終わり、今日は、その3もあるのだ。 |
Posted by
mojosgy
at
17:30
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