October 13, 2006
大学院専任教員会議
作日、ぼくの尊敬する萩野正昭社長のボイジャー社から、同社が推し進めてきた電子本ビューア「T-Time」が自動音声読上げシステムと連動したとプレスリリースがあった。 ぼくは常々、電子本の読み上げがあったら使いたいと思っていたし、社会での応用範囲も広いと思っていた。さっそく使ってみたいサービスだ。 12時半、デジハリ内でのソーシャルネットワークについてのミーティングにオブザーバーで参加。 午後1時過ぎからは、NCGプロジェクトの技術ミーティングに出席。今日も、秋山貴彦監督を中心に、実際のCG映像の制作について、懐かしいFFムービーの資料映像なども見ながら、細かい打ち合わせが行われた(写真Click!)。 午後2時半からは、大学院の専任教員会議。主な議題は、文科省が強く推し進めているFDについて。 FD・ファカルティデベロップメントは、ぼくが昔、大学教員だった頃は無かった。教員の研究レベルをあげていくことは、もちろんだが、教授方法や教育者として力も高めていこうという取り組みである。 デジタルハリウッド大学院が、これまでの大学院と異なることは、院生が、1人の教員に師事して、その教員の弟子のようになってしまうのではなく、複数の教員を自由に、また同時に選んで、プロジェクトや研究を行える体制となている。 そのため、他の教員たちが、どのような指導をしているかを院生たちの口から聞くことも多い。また、もともと教員たちは、毎授業ごとに、院生たちから授業評価を受け、その点数はグラフ化され、全教員向けに公開されている。 そのような環境があった上で、教員たちもアクティブラーニングの研修を受け、教授方法についても、積極的に、いろいろ試している。 大学院も3年目になったということで、1人の院生の成長を、いかにチームとして教員たちが連携して支えていくかというようなことを行う状況まできた。そういう観点で、さらにFDを進めていきたいと思っている。 午後4時からは、12月にやる予定の『ユニバーサルデザインによる新しいWebコミュニケーション』というテーマの講演についての打ち合わせをカレン社の濱川さんと四家さん、そしてデジハリスタッフと共に行った。 夕方、新しく立ち上がった「クリエーターズエージェント事務局」の水田さんが、最近卒業した受講生に、求人のある企業をいくつか紹介していた(写真) 専門の事務局が立ち上がったことにより、これまで以上に、求人する企業と就職したい受講生のマッチングが取れるようになるので、デジハリ求人システムを、どんどん利用して欲しいと思っている。 午後7時からは、やっと席に戻って、仕事を始めた。0時まで仕事をして、夜中に麻布方面で夕食を食べたのだった。 |
Posted by
mojosgy
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23:59
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