July 31, 2006
矢吹誠くんがアニメーションシアターに入選
毎年のSIGGRAPHの楽しみのひとつは、ここで卒業生と出会うことだ。今年も、映像やゲーム産業の中で、活躍している卒業生たちに多く出会うことができた。みんな声をかけてくれるので、有難い。 会場のInternational Centerで休憩していると、デジハリ卒業生ばかりでTANGRAMという会社をやっている赤地剛幸くんと矢吹誠くんがやってきた。二人は、多くのテレビCMを作ってきたキャリアを持っている。 今回、矢吹くん(写真)の個人作品「scope」がSIGGRAPHのAnimation Theatersに選ばれたので参加とのこと。大きな会社の中で働くCGアーティストとは違って、仲間でやっているからこそ、個人作品という分野にもトライできるのだろう。 しかし、聞いてみると、なかなか仕事とアート活動の両立は難しいとのこと。でも、そこをTANGRAMのアイデンティティにしていきたいと二人が語ってくれた。素晴らしいことだ。 さて、朝も早いけど、夜も長いのがSIGGRAPH。夜10時から市内のThe ROXYという大きなクラブで、Fashion Show 2006が行われた。これはCyber Fashion Showとして、過去3年行われたものの延長として行われたもの。 これまでと違って、テクノロジーが上手に格納されたファッションが多かった。28組のトリを飾ったのが、Nriko Yamaguchiさんによる「KEITAI GIRL」。とてもディテールに凝った作品で完成度は、確かに一番高かった。 二人のサイボーグが、ランドセルを背負って、オリジナルユーロビートで、パラパラを踊る姿(写真Click!)は、まさに集まった欧米人には、衝撃の近未来な異文化だったのではないだろうか? ショーが終わって、そのまま会場は、クラブへ戻る。夜中まで、続々とSIGGRAPHの参加者が集まって、飲んで踊っていたのであった。 |
Posted by
mojosgy
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23:59
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