July 30, 2006
SIGGRAPH2006始まる!
朝8時、SIGGRAPH2006の会場のBoston Convention & Exhibition Centerへ。アメリカのこの手の大会って、午前8時にはスタートすることが多い。ちょっと眠い。 SIGGRAPHは、CGに関係する、いろいろなことが、すべていっぺんに揃ってプレゼンテーションされる場。ということで、ちゃんと作戦を立てないと、いろいろ見逃す。ということで、International Centerで、日本から来た大学の先生方らと挨拶をしながら、作戦を練る。 まず、学生作品のコンペティションであるSPACEの展示を見る。審査員賞みたいなところに、デジタルハリウッド大学の学生による「AWAKE」とデジハリ福岡校本科の「Bones」が選ばれていた。このSPACEには、今までも、かなりの作品が、デジハリから選ばれてきたが、大学1年のグループによる作品が選ばれたのは、うれしかった。 今日は、VR技術やMR技術の最新のものが展示されるEmarging TechnologiesとArt Galleryを中心にじっくりと見る。Emarging Technologyは、別名「日本人村」と呼ばれるぐらい、日本の理工系の大学からの出展が多い。今年も、数々の面白いデモが見れる。 地元といえるMIT Media Labからは、例によって石井先生のグループが、いろいろな研究成果を出展。オーガニックなデザインのブロックを組み立て、駆動部分を動かすと、その通りに、ブロックが覚えて動く玩具は、とても完成度が高くて素晴らしいと思った(写真Click!)。 近年、Emarging TechnologiesとArt Galleryは、どちらに分類するか困るようなものも多くなっていたのだが、このボストンでは、まさに展示の中間に、そのような作品というか研究成果を並べて、エンジニアもアーティストも、どちらも大きな刺激を受けるような企画にしているところが良かった。 夜7時からは、もう19回目となった世界的なCGアーティストの河口洋一郎先生主催のThe CG Performance and Opening Barrelと名付けれているパーティ。世界中からデジタル系アーティストが集合する感じのパーティだ。今年も、先生自ら、酒樽の蓋を割って、参加者たちに、枡酒を振舞っていらした(写真)。 このパーティで、懐かしい面々にも、会えて、楽しい晩を過ごせた。 |
Posted by
mojosgy
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23:00
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