June 24, 2006
映画と舞台と研究室の同窓会
![]() | 朝、早く起きて、息子と大泉のT-Joyへ。朝9時からの「デスノート」を観る。朝の回ということもあるのだろうが、観客の8割が小学生高学年という感じだった。 漫画のほうを、少し読んだことがあって興味を持っていたのだが、その映画化にあたり、実はデジタルハリウッドも、セットのTVモニターに映る映像として、卒業制作のCGアニメーションを提供するなど、協力をさせてもらったのだ。また院生も一部CGを制作した。 主役のとCGキャラの掛け合いも自然で、とてもストーリーに入り込めて、最高に楽しめた。今回は、映画化の前編。後編は、この秋で、今まさに撮影中とのこと。 エンドロールに、デジタルハリウッド大学院と挿入された卒業制作の製作者の名前、さらにデジタルハリウッドの名前もあって、ちょっとうれしかった。ひとつだけ、エンドロールが終わるまで、席を立たないことをお薦めしたい。 午後1時半、池袋の東京芸術劇場の小ホール1へ。ちょうど時間が作れたので、舞台「阪神淡路大震災」の土曜日のマチネーに駆けつけた。 2時から劇が開始。90分あまり、阪神淡路大震災を疑似体験した気持ちになる素晴らしい舞台だった。一人が何役も勤める俳優さんたちに惜しみないを送ったのであった(写真Click!)。 東京に住むぼくにとって、震災は、いつ来てもおかしくないもの。文明の利器が、すべてストップする中で、尊厳を持って生き抜くことができるのか?という大きな課題をつきつけられた気がした。 90分の脚本で、これだけのことを畳み込んで表現した岡本貴也さんは、素晴らしい。舞台が終わって、そのことを岡本さんに伝え、プロデューサーの田崎奈央さんにもエールを送った。そこで脚本が、そのまま本になり「舞台阪神淡路大震災全記録」として、発売されていることを知り。さっそく、手に入れたのだった。 せっかく池袋まで出てきたので、帰りにデジハリ池袋校に寄る。池袋校は、ほんとカフェ風インテリアで気持ちがイイ。 午後5時、御茶ノ水へ。そのまま日本大学理工学部1号館へ。今夕は、ぼくが、大学4年生から所属した木村翔先生の研究室の黄金期の同窓会なのだ。 集まったメンバーは、現在40代から50代、ほとんどの方々が建築の世界で活躍している。とくに大手ゼネコンの技研の建築音響部門は、木村研究室の卒業生がもっとも集中して活躍しているエリアだ。みんな「おじさん」になっていたけれど、活躍されている方が多くて、うれしかった。 さて、木村翔先生は、数多くいるぼくの先生と言える先生の最初の先生だ。建築でいう環境工学の中で、特に「音」に特化した研究を長年続けられた先生で、建築学科の教室主任はもちろん、建築学会の副会長もされた先生だ。 70歳で退官され、早5年、現在は、奥様と毎月のように世界中の世界遺産を回られるという理想的ともいえるリタイアメント生活を送られているとのこと(写真)。 ぼくの前後の代は、すべての院生が集まり、とても盛り上がった。2次会は、デジハリでもよく利用する御茶ノ水駅前の「福の家」。11時過ぎに終わって、ぼくは、東京校に戻ったのであった。 なんだか充実した一日だった。 |
Posted by
mojosgy
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23:59
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