April 17, 2006
動画革命東京が動き出した!
![]() | 校長室は、北側のお堀に面しているのだが、寒い間は、ガラスからの吹き降ろしを避けるためにブライドを降ろしていた。今日、久しぶりに開けたら、目の前に、東京医科歯科大学の建設中の高層ビルが、かなり上に上がってきていた(写真)。たぶん、御茶ノ水エリアで、一番、高層のビルになりそうだ。 午後2時。新宿の都庁の第二本庁舎1階のホールへ。今日は、ここで、「動画革命東京 プロデューサー・コミッティ」説明会があるのだ。 「動画革命東京」というのは、そもそも東京都の「都のものづくり産業の集積施策のあり方」という平成16年5月の東京都中小企業振興対策審議会答申に基づいて、都が17年7月に、「アニメ・映像産業への支援策企画提案公募」を行ったところから始まっている。 この公募に運用者として選ばれたのが、デジハリもいろいろお世話になっている竹内宏彰さんや前田融さんらのプロデューサーが集まっている株式会社シンクだった。 シンクがプロデュースする東京動画革命に東京都が、1億円を投資。総額3億円以上を、約15〜20本のアニメ制作支援に当てようというのだ。 この支援により、ストーリーが完結している20分程度のアニメーションが、パイロット版として、世に出て、その結果を見て、そこから、いくつかの作品を、世界規模で展開できる大規模作品制作につなげようという意欲的な企画なのだ。 さらに、この試みの素晴らしいところは、作品制作ひとつひとつが、有限責任の共同事業組合であるLLPとして、独立して運営されることだ。この方式だと、制作に出資した金額以上のリスクは無いのだ。また、クリエーターに分厚く分配をすることも方針となっている。 現在、作品企画と共に、このプロジェクト必要としているのが、作品の選定やプロデュースにあたるプロフェッショナルたちだ。これを「プロデューサーズ・コミッティ」として位置づけ、活動をしていくのだ。ぼくも、そのコミッティに入れてもらおうと思っている。 ということで、今日の説明会には、大勢のプロフェッショナルたちが集まったのであった(写真Click!)。午後4時半、まだ、質疑応答中だったけど、ぼくは5時に東京校に戻らなくてはならなかったので、会場を後にした。 午後5時10分、東京校4階セミナールームで、タイトーの新人研修の講師として、「日本のコンテンツ産業の現状と未来について」という題で講演をした。この講演には、デジハリの6人の新卒の新入社員も参加した。 彼らは、ぼくの講義の後、小倉以索講師からVFXに関する講義を受け、その後、ぼくの部屋で、ひとりづつ入社後の初めての面談をした。彼らは、正式な配属が決まるまで、3ヶ月程度いろいろな部署で研修を受けていくのだ。 一通り、面談が終わったら午後8時半。そこから、やっと落ち着いて、仕事を開始したのだった。0時に終了。 |
Posted by
mojosgy
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23:59
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