April 02, 2006
デジハリ最大のイベント「デジタルフロンティア」
午前10時半、有楽町マリオン11Fの朝日ホールへ。今日は、ここで、「デジタルフロンティア」が開催されるのだ。 まず、11時半から、2006年度デジタルハリウッド大学院の入学式と2006年度春本科の入学式を連続して行った。それぞれに祝辞を述べさせてもらった。最後に、大学院生と本科生とのコラボレーションの例として、2005年春の本科生の辻下直美さんと、大学院2期生の瑞季くんを紹介して、「チョコレートン」の第一話を見てもらった。 プロ用の輝度があって走査線補間も行っているプロジェクターで投射して、大きなスクリーンで見ると、作品が一段、引き締まって見える。ストリーミングで公開されている作品なので、直接、目の前に見てもらう観客がいるということは、辻下さんにとっても、斎藤くんにとっても、うれしいことだったようだ。 午後12時15分から、いよいよ「デジタルフロンティア」が始まる。毎年のごとく、司会は、ぼくと深松香有さんだ。まず前半は、大学と大学院の活動の一端を披露させてもらった。 大学生が発表する頃には、会場は満席。700人もの前に出るということで、大学生たちは、少し緊張している様子だった。実写のデジタルハリウッドのCM作品、フルCGアニメーションの本格的な作品、そして、深夜番組で紹介された人気ポップグループのAAAのミュージックビデオを紹介した。 その後、大学院生が、クロール技術を用いた次世代のSEO対策の研究、スポーツ同好者へ向けてのSNS「スポリン」、山本ゼミの3つの映像作品の発表を行った。 さらに、卒業生の動向として、いよいよトリウッドでの劇場公開が迫った竹内謙吾さんによる「はなれ砦のヨナ」の紹介。たった一人で、34分ものフルCGアニメーション作品を制作したのだから、凄いね。 そして、前半のトリは、もうスギヤマスタイルではお馴染み、葉加瀬太郎さんとのコラボレーション「Bloom」の発表。映像監督の船戸賢一さん初め、映像制作やウェブサイト制作を行った10人あまりの総合プロ生や本科生も壇上に上がり、最後に、葉加瀬太郎さんも登場。会場は、一気に盛り上がった。いよいよ4月12日から、全国のTSUTAYAなどで、オンセールとなる。 休憩を挟んで、いよいよ本編。ウェブ作品8作品をビデオで紹介。その後、各賞の受賞者4組が、実際にウェブサイトを立ち上げてプレゼン。次にグラフィックアート作品がビデオで紹介され、各賞の受賞者2組がプレゼン。 その後、CGアニメーション作品の最終ノミネートの20作品から、13作品、70分ほどの映像を見ていただき、各賞の発表を行い、最後に、準グランプリ2つとグランプリの発表。午後4時前に、今年も無事に「デジタルフロンティア」を終えることができた。 会場の撤収を行いながら、受賞者と共にステージで記念撮影(写真Click!)。受賞作品と受賞者については、近々、ウェブにアップされるので、そのとき、スギヤマスタイルからもお知らせしたいと思う。今年も素晴らしい作品が出た。 午後5時半からは、御茶ノ水の「いこい」で、「Bloom」の打ち上げパーティ。CG映像制作とウェブ制作のほとんどのクリエーターたちと、このプロジェクトを遂行した第一期の大学院生たち、そして実際のDVD販売の関係者の方々、そしてツールを提供していただいたアドビの方々、さらに陰ながらプロジェクトを支えたデジハリのスタッフたち(写真)、そして、もちろん、葉加瀬太郎さんも参加して、楽しいパーティとなった。 午後8時半からは、「デジタルフロンティア」を支えた東京本校を中心とするスタッフたちの打ち上げ。本科生たちの作品発表は、毎日の地道な仕事が、まさに報われる瞬間。みんな、大騒ぎして飲んでいた。 午後10時、ぼくは東京校に引き上げ、普通に仕事開始。ぼくは、「デジタルフロンティア」の司会を終えると、年度の締め括りをした気になる。感慨深い日だ。 |
Posted by
mojosgy
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23:30
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この記事へのコメント
杉山先生、関係者のみなさんお疲れさまでした!
とっても楽しめました(^^ゞ
とっても楽しめました(^^ゞ
Posted by
けんた
at
April 04, 2006 02:35