March 19, 2006
大学院の「第4回デジ☆フェス」
午前10時、秋葉原の大学へ。藤本社長と打ち合わせをして、午前11時から、留意事項に関する説明会を行った。主に新1年生と保護者の方を中心に125名の方が参加された。 これまで、ぼくたちがやってきたスクールや大学院と違って、保護者の方々にも十分にご理解をいただかなければならないのが大学。学長として責任を強く感じると共に、信じることを成し遂げようと改めて決意した。 午後1時すぎ、すでに始まっていた大学院の「第4回デジ☆フェス」へ滑り込む。 まずは、大学院のNCGプロジェクトに関するパネルディスカッションのナビゲーターを務める。NCGプロジェクトは、文部科学省の「平成17年度科学技術振興調整費重要課題解決型研究デジタルコンテンツ創造等の研究開発」として行っているもので、このシンポジウムは、そのアウトリーチ活動のひとつでもあるのだ。 パネラーには、埼玉大学の近藤邦雄先生とポリゴンピクチャーズの多家正樹さんにも来ていただき、この研究開発プロジェクトに関する客観的なご意見をいただいた。 午後2時すぎからは、「本場ハリウッドの実力を身につける〜ハリウッドビジネス講座、ピッチセッション報告会〜」に、2月に実際にハリウッドへ出かけて、ハリウッドのプロデューサー相手に、ピッチを行った参加者の方々を招いてのパネルディスカッション。これも、ナビゲーターをやらせていただいた。 この映像プロデューサー育成事業については、経済産業省委託事業「平成17年度情報家電活用基盤整備事業」からの援助を受けて行っているものだ。責任者は、デジタルハリウッドエンタテインメント社の木村元子プロデューサー。 途中、米田さんによるピッチセッションの再現もあり、ハリウッドで、どのように映画の原案が採用されていくのかということが、とても良く理解できた。 その後、大学院ビジネスプラン発表、山本ゼミから3つのショートムービー、ヒットコンテンツ研究室、ストーリーマーケティング研究室の発表。船戸賢一さんからのCGプロダクション起業の発表などがあり、最後に、「”Bloom"〜葉加瀬太郎meetsデジハリCG〜」の発売決定の報告があった。 午後6時からは、懇親会。現役の院生たちだけでなく、4月から入学する院生たちや、デジタルハリウッド大学の1年生も来て、とても楽しい会になった。 大学院では、院生の中で、自然とその年のリーダーともいうべき人が出てきた。初代は、デジタル番長こと船戸賢一さん。2代目は、高橋ナオトさん、そして3代目と名乗っているのが、吉田丈治さん(写真)。なにかとイベントが多い大学院を、まとめてくれている。 デジタルハリウッド大学院では、社会人院生たちのコミュニティが基盤となって、いろいろな活動が行われるているので、研究室ごと院生が、分断されてしまうことが無い。まさに、デジハリらしい大学院に育ってきていると実感した。 |
Posted by
mojosgy
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22:45
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