February 25, 2006
「クエストエデュケーションプログラム作品発表会 全国大会」
午前11時に、一ツ橋の学術総合センターへ。今日は、「クエストエデュケーションプログラム作品発表会・全国大会」なのだ。 「クエストエディケーションプログラム」は、日経新聞社の活動が独立してできたベンチャー「教育と探求社」が、全国の高等学校や中学校に展開する教育プログラム。素晴らしいアイデアが詰まったテキストを元に、ワークショップ風のプロジェクトを進めていくことにより、ビジネスについて深い理解が生まれるようになっている。 「教育と探求社」を率いるのは、敏腕記者だった宮地勘司さん(写真)だ。午前11時半、宮地社長の挨拶で、全国大会が開始された。宮地さん、中高生を前に、本当にイイお顔をされていた。 ぼくは、12時から、「人物ドキュメンタリー」部門と「自分史」部門の審査員を務めた。どのグループの発表も、非常にしっかりした内容と、信じられないぐらい素晴らしいプレゼンテーション。デジハリの受講生に見せてあげたいぐらいだった。 かなり多くのマスコミが取材に来ていて、注目度の高さを感じた。デジタルハリウッド大学院の川井拓也先生も、このイベントを記録するために、自らビデオカメラをかかえて、インタビューをしていらした。新しい教育プログラムとして注目しているのだろう。 平行して審査が行われた「企業プレゼンテーション」部門は、企業から出題されたお題に答えるというもの。参加企業は、コナミ、NTTドコモ、野村證券、積水化学工業、日産自動車、日立製作所、全日空という素晴らしい顔ぶれ。まずは、それぞれの企業の方々が、全国から選ばれた5チームを審査した。 午後3時すぎ、それぞれの企業別テーマで、トップに選ばれたチームが、発表され、メイン会場で、再度、プレゼンテーション。さらに「自分史」部門の最優秀にあたる「クエストカップ」が発表の引き続き、プレゼン。「人物ドキュメンタリー」部門の「クエストカップ」も発表され、プレゼン。 高校生と中学生のプレゼンなのだが、それを聞きながら、、一橋大学イノベーション研究センターの米倉誠一郎先生や、多摩大学大学院の田坂広志先生らも、感動で、思わず涙。もちろん、ぼくも、何度も、涙が出た。まっすぐな情熱を、そのままに表現されてしまうからだと思った。 そして、最後に「企業プレゼンテーション」部門の「クエストカップ」が発表(写真Click!)され、表彰式となった。午後6時過ぎ、このイベントを支えたスタッフや企業の方々、審査員の方々と、会場で懇親会。ぼくは、午後7時半、会場を後にした。 今日は、本当に凄い中学生や高校生に出会って、うれしかった。あれだけのストーリー構成力とプレゼンテーション能力、ぜひ、デジタルハリウッド大学に進学して欲しいなんて、つい学長としては、思ってしまうのであった。 |
Posted by
mojosgy
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23:00
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