校長日記　デジタルハリウッド大学・学長ブログ

日曜日ではあるが、デジハリの取締役たちは、とにかく忙しく全国を飛び回っているので、なかなか、ゆったりと話す時間がとれないということもあって、本日は、午前11時から、だらだらとミーティングをやった。

およそ、会議やミーティングは、議題や資料を先にメールや添付で送って、本番の会議では、テンポよく効率的に進めることが、正しいという状況ではあるのだが、たまにワイワイガヤガヤとやるミーティングも必要なのである。脱線からクリエイティブな発想が生まれるからだ。

夕方、東京校の中を徘徊。この徘徊も、ぼくにとっても大事なのだ。まず、ＣＧ系の総合プロコースの受講生の中間課題の発表会を覗く（写真Click!）。

まさに、ほとんどの受講生にとって、生まれて初めての1ＣＧアニメーション作品。ＣＧ映像の世界を知らないで、この15秒間の作品を見れば、素人作品だねで終わってしまうけれど、制作方法を知るものにとっては、その裏にある想像を絶する努力が見えてくるものなのだ。作品を仕上げて、みんなに見てもらうって、本当に感動的なことなのだ。

夜になり、５階のハリウッドスタイルに行くと、そこには、昨年度に大学院を修了した小山桜さん（写真・後）と上甲薫さん（写真・前）が、なにやら作業をしていた。二人とも、新たなプロジェクトに取り組んでいるとのこと。元気そうだ。

また、もう一人昨年度の修了生の新庄欣一さんも、学内で何かしていた。新庄さんは、もともとデジタルクリエーターで、文化服装学院などでも、教鞭をとってきた人。

じつは、ぼくの母校である日本大学理工学部の精密機械工学科で、ＣＧの非常勤講師をしてもらっている。理系の学生ということで、最初は心配したそうだが、ツールを覚えるのが、とても早いので、結果として、素晴らしい作品が最後に出てきたということで、新庄先生も一安心という感じだった。良かったね。

デジタルハリウッド大学院では、昨年度の修了生のほとんどが、ちょくちょく出入りして、何やら活動をしている。ぼくにとっては、とてもうれしいことだ。

その後、ゆったりと校長室で仕事を続けて、気がついたら午後11をすぎていた。