January 23, 2006
米倉先生の授業にゲストで、藤田晋CEO登場!
![]() | 朝、2時間目、米倉誠一郎先生の「経営史」の授業の最後を飾って、なんとゲストにサイバーエージェントの藤田晋CEOがいらした。ぼくも授業に参加。 10時45分、授業が始まる。この時期なので、授業の冒頭に、米倉先生からM&Aについて聞かれた藤田社長は、試したことはあるが、やはり自分の企業風土を大切にする考えなので、異なる風土を持つ会社を仲間に迎えていくということに向いてないと判断したとのこと。 藤田さんが、まず学生に勧めたいのが、ネットオークションとのことだった。一連の商売の要素がすべて入っているので、ビジネスへ行くための肩慣らしには、最適とのことだった。確かにそうだ。 新卒採用を強化しているとのことだが、なんとエントリーは、2〜3万人ぐらいあるそうで、藤田社長自身が、セミナーを数十回こなし、数百人分の最終面接をやり、新卒研修にも積極的に関わっているとのこと。経営者は、そこに時間を割くべきだとはっきりおっしゃった。素晴らしいと思った。 全体に企業文化とそれを創る人を大切にしている方だなと強く印象を持った。「21世紀を代表する企業」というのが、社員全員と共有している目標とのこと。 ちょうど、藤田さんと米倉先生が共著された「起業ってこうなんだ!どっとこむ」が出版されたばかりとのこと。ぜひ、読んでみたいと思う。 講演後、藤田さんは、しばし学生たちにサイン攻めにあっていた。その後、近くで、米倉先生、藤田さん、藤本さんとぼくで、昼飯(写真)。ここでも米倉先生のアグレッシブな話ぶりと、藤田さんの淡々とした口調が対照的で楽しかった。 午後2時、東京校に戻り、先日とは異なる案件で、ジグノシステムズの方々とミーティング。午後5時過ぎまで仕事をして、天王洲アイルのアートスフィアに向かう。じつは、今日はオフ。ずっと前にチケットを購入してあったCharさんのライブに行くのだ。 午後7時過ぎ、ライブが始まる。すぐに、観客のみんなが立ち上がる。ギター、キーボード、ベース、ドラムというシンプルなバンド。でも、メンバーもコーラスに加わるので、十分なサウンドだ。 数曲が終わり、Charさんの最初のMC。観客席を眺めて、「今日は、平均年齢、高そうなので、どうぞお座りください」と。確かに、20代と見受けられる人は少ない。主力は、30代半ばから40代半ばだろう。 曲により、ギターが変わっていくのだが、今日の主力は、きれいな空色のストラトだ。これに重厚なベースラインとドラム。さらにハモンドオルガン+レスリースピーカーのサウンド。典型的ロックの音。うれしい。今日の選曲は、おもにニューアルバム「天邪鬼」からだ。 「50歳になったら、政治に興味がでてきた」と、でもそのサウンドは、枯れるどころか、ますますロックで、ブルージーで、ジャージーで、フィージョンな、まさに彼の音楽。アンコールだけで、1時間近く、3時間近くも弾いてくれたのであった。最後は、会場からのリクエストに答えて、Smokeyだった。 11時に家に戻って、ニュースを見る。7時半だったのか。 ぼくは、もう30年以上、デジタルコミュニケーションの素晴らしさを感じてきた。今、人類社会の変革の時期であることも、間違いない。その変革に対応するために、その時々で、パッチワークのように作られた法律と自分の行動を照らし合わせるのでなく、自分の信じるモラルが、まず行動規範としてあるべきだと強く感じた。子供に伝えられないような自分の人生では、いけないのだ。 |
Posted by
mojosgy
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23:45
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