October 26, 2005
SCEJが「ゲームやろうぜ!」再開を告知!
朝10時、大学へ。10時半から、11月に予定されている初めてのデジタルハリウッド大学・学園祭について、実行委員と話し合う。12時からは、大学運営会議。さらに1時からは、留学会議に出て、ニュージーランドで訪問した大学について報告を聞く。 2時に東京校に戻り、ちょっと仕事をして、午後3時過ぎ、東京フォーラム・ホールAへ。今日は、ここで、「Canon EXPO 2005 in Tokyo」のキーノートスピーチ、御手洗冨士男社長による「経営の本質を求めて〜キヤノンの挑戦〜」があるのだ。 会場は、時間までには、満席。なんとホールCも借りて、そちらに、映像中継して、スクリーンで見てもらっているとのことで、合計5000人の企業人たちが押し寄せていた(写真Click!)。次期、経団連会長に内定されていらっしゃることもあり、このキーノートスピーチへの注目度が高いのだろう。 御手洗さんは、95年からのキヤノン変革の歴史を、世界経済の流れも含めて、力強く語られた。この10年のキヤノンの発展が、どのような経営判断によるものかを知り、それによって急速に右肩上がりになっていくグラフを見ると、まさに国際的に見て、エクセレントカンパニーになったキヤノンを実感することができた。 さらに御手洗さんは、会社の力は、そこに参加する社員の力の総和であるという観点で、経営理念についても力強く語られた。これまで取材された文章では、読んだことがある事柄もあったが、やはり、目の前で語られるときの「声」が持つ力のためか、伝わってくるものが大きかった。 午後6時に東京校に戻ると、すでに定例の会議が終了していたので、そのまま仕事。そして7時半に秋葉原の大学へ。今晩は、ここで、秋葉原エンタまつりに絡めて、デジタルハリウッド大学+電撃PlayStation特別講義「PlyaStationが求める才能」という題名で、イベントが行われるのだ。 司会は、電撃PlayStation編集長の倉西誠一さん。そしてゲストは、SCEJの国内ゲーム制作の責任者という立場の桐田富和さん(写真・右)と、SCEJ第一制作部の山本正美さん(写真・左)とぼくだった。 じつは、昨日、SCEJは、6年ぶりとなる「ゲームやろうぜ!」の再開をリリースしたのだ。ということで、話題は、もちろん、何故、今、「ゲームやろうぜ!」を再開して、ゲーム制作を広く一般から求めようとしているのか?という話題が中心となって、ディスカッションが進むことになった。 多くの人が感じているように、確かに表現技術やスピードは、昔に比べて、たいへん高いゲームが多いのだが、バラエティという意味では、かなりマンネリ化している部分が出てきている。そのためゲームを買わない人が増えてきている。 そこを打破すべく、SCEJが、全国から公募を行って、実際にゲーム制作に没頭できる環境と資金を整えるというのが、「ゲームやろうぜ!」だ。11月には、詳細がアップされるとのこと。楽しみだ。 午後9時半、東京校に戻り、大学院生と面談。相談に乗りつつも、コンテンツ業界系の裏話をいろいろ教えてもらったりして、気がついたら11時半だった。 |
Posted by
mojosgy
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23:59
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